ラジオ日経「中央競馬実況中継の」お仕事で、新潟競馬場へ来ています。
新潟も暑いですが、30度くらいの気温なので、昨日までの東京の猛暑に比べれば、まだ過ごしやすいかなと思ってしまいます^_^;
さて今日は、お昼休みを利用して、どうしても立ち寄りたかった場所へ行ってきました。
それが、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150808/15/tomomi-kojima0614/5d/42/j/o0720096013389632053.jpg?caw=800)
現在、新潟競馬場で行われている「引退馬の余生を考えよう」企画展です。
現役を引退した競走馬たちが、どのような生活を送っているのか。
また、どのような余生を送れる可能性があるのか。
その一部が紹介されています。
場所は新潟競馬場、ニルススタンド2階西側特設スペース。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150808/15/tomomi-kojima0614/61/0d/j/o0800060013389632065.jpg?caw=800)
このように、かつての競走馬たちが今はどのように生活しているのかを、パネルで紹介しています。
お昼休みという短い間だったので、全てをじっくり見る時間がなかったのですが、思わず私が足を止めたのは、
ナイスネイチャのパネルの前。
ナイスネイチャといえば、有馬記念を3年連続3着になって、ファンも多い馬ですよね。
そのナイスネイチャ。
今は生産牧場である、北海道の渡辺牧場に戻り、余生を過ごしているとのこと。
それも、母のウラカワミユキ、息子の
セイントネイチャーと、親子3代で渡辺牧場でのんびりと暮らしているとの紹介文を読んで、胸が熱くなりました。
人間なら、親子で生活することはごく自然な事ですし、孫と一緒に3世代で暮らす事は珍しいことではありませんよね。
しかし、成績を残さなければ生き残ってはいけない厳しい競走馬の世界の中では、
親子はもちろん、3代に渡って仲良く暮らすというのはとても珍しい事だと思います。
競走馬は、志し半ばで引退せざるを得ない馬が圧倒的に多いのですから。
この企画展を立ち上げたのは、
「引退馬の余生を考えよう」実行委員会
委員長の飯塚知一さんは、「シャドウ」の冠でおなじみの馬主さんです。
以前、シャドウゲイトがシンガポール航空国際カップを勝ったとき、飯塚オーナーに競馬ブックでインタビューさせて頂いたことがあります。
その際、飯塚オーナーは、
「僕は以前、シャドウクリークという競走馬に出会って、サラブレッドはただ走るために生まれてきたのではない。多くの人に出会いや喜びを与えてくれる友だと感じました。だから、せめて僕が持った馬達は引退後もその余生を見届けたい。オーナーとして、その責任があると思う」
と、話していました。
そして飯塚オーナーは、現役所有馬の賞金の一部を貯蓄し、それを「シャドウクリーク基金」と名付け、自分の所有馬が引退した後に、その基金を使って、最後まで責任をもって面倒をみる活動を始めたそうです。
しかし、飯塚オーナーの所有馬やナイスネイチャのように、引退後も無事に余生を過ごせる馬達はごくまれです。
そこで、「引退した馬たちが活躍できる場所、または生きていける場所を探してあげたい」という想いから、全国の有志が集まり、
今回の「引退馬の余生を考えよう」企画展の開催に至ったとの事です。
今回はナイスネイチャのほかにも、
ウイニングチケット、テンジンショウグン、エイシンバーリン、ニッポーテイオー、ロイヤルタッチ、ビッグゴールド、サクセスブロッケンなどの現在の生活が紹介されています。
成績はいろいろでも。
競走馬たちは、私達に感動や興奮をたくさん与えてれます。
私は、そんな馬達のために何ができるだろう?
そんな事を改めて考える、良いきっかけとなりました。
もし、新潟競馬場を訪れる機会があれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。
9月6日の新潟競馬最終日まで開催されています。
かつて、ファンだったあの馬
馬券をとらせてもらったあの馬
引退後はどうしたんだろう?と気になっていたあの馬
そんな馬達の今の様子も知る事ができるかもしれませんよ。
コジトモ
新潟も暑いですが、30度くらいの気温なので、昨日までの東京の猛暑に比べれば、まだ過ごしやすいかなと思ってしまいます^_^;
さて今日は、お昼休みを利用して、どうしても立ち寄りたかった場所へ行ってきました。
それが、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150808/15/tomomi-kojima0614/5d/42/j/o0720096013389632053.jpg?caw=800)
現在、新潟競馬場で行われている「引退馬の余生を考えよう」企画展です。
現役を引退した競走馬たちが、どのような生活を送っているのか。
また、どのような余生を送れる可能性があるのか。
その一部が紹介されています。
場所は新潟競馬場、ニルススタンド2階西側特設スペース。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150808/15/tomomi-kojima0614/61/0d/j/o0800060013389632065.jpg?caw=800)
このように、かつての競走馬たちが今はどのように生活しているのかを、パネルで紹介しています。
お昼休みという短い間だったので、全てをじっくり見る時間がなかったのですが、思わず私が足を止めたのは、
ナイスネイチャのパネルの前。
ナイスネイチャといえば、有馬記念を3年連続3着になって、ファンも多い馬ですよね。
そのナイスネイチャ。
今は生産牧場である、北海道の渡辺牧場に戻り、余生を過ごしているとのこと。
それも、母のウラカワミユキ、息子の
セイントネイチャーと、親子3代で渡辺牧場でのんびりと暮らしているとの紹介文を読んで、胸が熱くなりました。
人間なら、親子で生活することはごく自然な事ですし、孫と一緒に3世代で暮らす事は珍しいことではありませんよね。
しかし、成績を残さなければ生き残ってはいけない厳しい競走馬の世界の中では、
親子はもちろん、3代に渡って仲良く暮らすというのはとても珍しい事だと思います。
競走馬は、志し半ばで引退せざるを得ない馬が圧倒的に多いのですから。
この企画展を立ち上げたのは、
「引退馬の余生を考えよう」実行委員会
委員長の飯塚知一さんは、「シャドウ」の冠でおなじみの馬主さんです。
以前、シャドウゲイトがシンガポール航空国際カップを勝ったとき、飯塚オーナーに競馬ブックでインタビューさせて頂いたことがあります。
その際、飯塚オーナーは、
「僕は以前、シャドウクリークという競走馬に出会って、サラブレッドはただ走るために生まれてきたのではない。多くの人に出会いや喜びを与えてくれる友だと感じました。だから、せめて僕が持った馬達は引退後もその余生を見届けたい。オーナーとして、その責任があると思う」
と、話していました。
そして飯塚オーナーは、現役所有馬の賞金の一部を貯蓄し、それを「シャドウクリーク基金」と名付け、自分の所有馬が引退した後に、その基金を使って、最後まで責任をもって面倒をみる活動を始めたそうです。
しかし、飯塚オーナーの所有馬やナイスネイチャのように、引退後も無事に余生を過ごせる馬達はごくまれです。
そこで、「引退した馬たちが活躍できる場所、または生きていける場所を探してあげたい」という想いから、全国の有志が集まり、
今回の「引退馬の余生を考えよう」企画展の開催に至ったとの事です。
今回はナイスネイチャのほかにも、
ウイニングチケット、テンジンショウグン、エイシンバーリン、ニッポーテイオー、ロイヤルタッチ、ビッグゴールド、サクセスブロッケンなどの現在の生活が紹介されています。
成績はいろいろでも。
競走馬たちは、私達に感動や興奮をたくさん与えてれます。
私は、そんな馬達のために何ができるだろう?
そんな事を改めて考える、良いきっかけとなりました。
もし、新潟競馬場を訪れる機会があれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。
9月6日の新潟競馬最終日まで開催されています。
かつて、ファンだったあの馬
馬券をとらせてもらったあの馬
引退後はどうしたんだろう?と気になっていたあの馬
そんな馬達の今の様子も知る事ができるかもしれませんよ。
コジトモ