昨日は高知競馬場に行ったので、ダートコースの写真も撮影しました。
「馬場のすべて教えます」の巻末データに掲載するために、今年2月高知競馬場の馬場担当の方に聞いた砂厚は11~14㎝。
これは、ばんえい競馬が行われる帯広競馬場を除いた地方競馬場14場の中で、一番厚いです。
(2番目に厚いのは12㎝の門別競馬場)
JRAでは現在、全10場の砂厚は9㎝に統一されていますから,
高知競馬場は、「日本一砂厚が厚い競馬場」という事になります。
それも、高知は内側が厚くて、外側にいくにつれて薄くなるように砂を敷いています。
例えば正面(ホーム)は
14-14-14-13.5‐13‐12-12-12-12-11.5-11.5-11-11-10.5-10.5
(最内が14㎝で大外が10.5㎝ということ)
なぜ内側を厚くするについて、よく言われる理由は、「小回りの競馬場で逃げ馬ばかりが勝つような単調な競馬にならないようにするため」などと言われますが、今回、高知の馬場担当の方にはお話を聞いていないので、本当のところはわかりません。
来年、高知に行ったら、ぜひとも馬場担当の方にお話を聞いてみよう。
あとは、高知のダートがあまり、「良」にならない理由も聞いてみたい(昨日の29日は良でしたけど)。
そして、砂のアップがこちら
高知の砂のアップ(馬場の外側から撮影)
やっぱり、随分細かいなと感じましたね。
「馬場のすべて教えます」の巻末データにも書いてあるように、高知競馬場で使用している砂は「高知産」。
実は巻末データのリサーチのために、高知競馬の馬場担当の方に電話をした時、砂の産地も尋ねました。
すると。
「県内の海岸で吹き上げる砂なんですよ」
との答え。
高知以外の全ての地方競馬場は例えば門別競馬場なら、「青森県六ヶ所村産」、名古屋競馬場なら、「岐阜県木曽川産」という風に産地がはっかりわかっていたので、ぜひとも高知でもその産地名を知りたかったのです。
でも、先述の通り、「県内の海岸で吹き上げる砂なので、産地は一か所とは言えないですね」
という回答でした。
だから、「馬場のすべて教えます」の巻末データの高知競馬場のデータは、産地が「高知県産」なのです。
なんで、高知だけ産地が具体的に書いていないんだろう?と思われた方がいらっしゃったかもしれないので、取材裏話をお伝えしました(^-^;
マニアックすぎ?(笑)
これからは、もっと地方競馬場の馬場歩きもしたいです。
まだまだ。
挑戦したいこと。
そして夢もたくさん。
弱気になってはいられません。
明日からまた。
頑張ります!!
小島友実