今日発売の週刊競馬ブックに今年3月、美浦トレセンで開業した竹内正洋調教師のインタビューを掲載しています。




竹内調教師 厩舎にて撮影

 

詳しくは競馬ブックの記事をお読み頂きたいのですが、竹内調教師は、「調教師になるためには有利に働くだとろう」という考えの元、獣医師資格を取った方。


それだけに、馬の骨格や内臓、習性などに詳しく、それに裏付けされた理論による厩舎方針はお話を伺っていて、とても勉強になりました。



特に、飼葉の話は凄く興味深かったです。


皆さんは競走馬が一日、何回、飼葉を食べるかご存知ですか?


今回の原稿のために、リサーチしたところ、最近、美浦では一日2回飼葉、栗東では一日3回飼葉が主流なんだそうです。



しかし、竹内厩舎ではなんと4回飼葉なんですよ。



この理由は、「馬の習性や胃の仕組みを考えてのこと」なのです。


その理由を聞いた時、目から鱗でした。



詳しくは、今週の競馬ブックをお読み頂ければと思います。



あとは、チップが細かくなり時計がかかるようになった美浦の坂路の効果についても獣医師目線で教えてくれました。



実は最近、獣医師資格を持っている調教師の活躍が目立ってきています。



ルージュバックを管理する大竹調教師やココロノアイを管理する尾関調教師も獣医師免許を所持しているんですよ。


やはり、しっかしとした獣医的な知識を背景に、日々馬に接する事が出来るのは大きなアドバンテージなのでしょうね。



竹内厩舎はまだ初勝利を挙げていませんが、すぐには無理でも今後、頭角を現してくるのではと思っています。


今後も要チェックの厩舎になりそうですよ。



コジトモ