昨夜から栗東に来ています。
この時期恒例、赤本(POGの達人)用の2才馬取材なのです。

毎年、いくつかの厩舎を回らせて頂くのですが、今日の午後は先週のスプリングSを制したキタサンブラックを管理する清水久詞厩舎を訪ねました。

「先週のキタサンブラック。おめでとうございます!」
と告げると、
「ありがとうございます!」
と、ご覧のようなニッコニコの笑顔でした。
ご本人の許可を頂けたので、写真をアップ。

そして、続いての会話。


私「キタサンブラックは1月31日に東京で新馬勝ち。実はトウショウボーイも1月31日に東京で新馬勝ちして無敗で皐月賞馬になったんですよ」

清水師「そうなんですか!皐月賞が何戦目?」

私「4戦目です」

清水師「同じやん!良い情報をありがとう。本番も頑張ります!」


またニコニコ顔なのでした。


今年開業7年目の清水久詞厩舎。
現3才世代はキタサンブラックのほかにクールホタルビがファンタジーSを制し、2頭の重賞ウィナーを送りだし、好調です。

そこで、意気込んで今年の2才馬について伺うと、
「血統的な派手さはないけど、粒ぞろいですよ」
と教えてくれました。

詳しくは、赤本の厩舎コーナーに書かせて頂きますね(^_^)ゞ

確かに、清水久詞厩舎の馬は血統的な派手さはないけれど、以前から積極的に関東へ遠征して新馬戦を勝つなど、なかなかの戦略派な印象があります。

その点を伺ってみると、
「関東への遠征は意識して行っています。特に東京競馬場は馬場が広く、競馬も覚えやすい。あと、早期から長距離輸送に慣れさせたいという考えもありますから」
とのこと。

キタサンブラックは新馬、二戦目が東京競馬場でしたから、やはり意識して東京を走らせたんだなあと、改めて納得したのでした。


この2才馬世代でも、「チャンスがあれば関東遠征のスタイルは崩しません!」とのこと。


POGの隠れ?注目厩舎だと思います。
今後も注目したいですね(^_-)