金木犀の香りが消える頃。
もうそろそろ、年賀状のデザインを考えないといけない時期ですね・・・
年が明けると、スポーツクラブの社員からフリーのインストラクターになって、まる5年。
フリーになってからは、縛られるものもなく、自分で自分の責任をとればいいからと、本当にいろいろなことにチャレンジしてきました。
今思うと、”自分が何者で、何が得意で、何をやりたいのか”が、まだ見えていないまま、とにかく興味のあることに飛びついていた気がします。
いろんな失敗や、先輩方の助言、人とのつながりの中から、最近なんとなく、進む方向が見えて来ました。
人とのつながりで、仕事が来る。
そして、また、その先のつながりができる。
仕事を通して、素敵な人々と知り合う。
そして、その人々から、仕事以外での人生の楽しみを知り、また、よい仕事につながる。
フリーランスの、醍醐味です。
これだから、仕事が楽しい!と思う瞬間です。
私の中で、こんな映像が浮かんでいます。
― それは、みんなが、毎日、笑って過ごしている姿。
それを紐解いていくことが、この5年間の課題だったように思います。
連想ゲームは続きます。
みんな・・・みんなって、だれだろう。
笑うって・・・どういう笑い?
私のできることは、フィットネスの運動指導。
私の思う、みんな、とは、運動の嫌いな人や、フィットネスレベルの運動をできない人も含む。
笑うって、頬笑みじゃなくて、口を開けて目じりを下げて声を出して笑うこと。
言いかえると、みんなが、解放された、すがすがしい気分で毎日を過ごすこと。
そんなことを、何度も何度も考えていたら、
最新の振り付けやバリエーションの広げ方のワークショップも魅力的だけれど。
それよりももっと。
一般的な”運動”に対する思いこみを変えていくこと。
年代や運動経験、生まれ持った身体の特性によって、方法は全く違う。
一般にイメージされるフィットネスの敷居の高さを下げていくためにも、
もっと幅広く、運動を伝えていきたい。
そこに、たどりつきました。
汗をかくだけが運動ではないのです。
身体が心地よくなること。
心がすっきりすること。
それだけでも、運動の効果です。
そして、みんなを笑顔にしながら、私たちインストラクターも、笑っていたいのです。
これから、何年、何十年かかるかわからないけれど、絶対、変えていきたい。
腰が痛かったらすぐ休めるくらいの(?)余裕ある生活、そして、社会的なステイタスを・・・