「死にたい」から「生きたい」に変わった。
それなのに、、死の宣告は突然訪れます。
「在宅酸素に切り替えましょう」
私にとったら、寝耳に水の話でした。
でも、実はカンファレンスで、どのタイミングで在宅酸素にするかの話し合いは何度もあったそうです。
「在宅酸素にしたら、あと10年くらいは生きられるかもしれない。」と、言われました。
在宅酸素にしなかったら、近い将来、心不全とか、脳硬塞で、死んでしまうだろうと。
酸素の力で生かされることになりました。
酸素を外せば、もっと早く死んでしまう。
いや、てんかんの薬を飲まなければ、重責発作で死んでしまう。
小麦を摂取したら、アナフィラキシーで死んでしまう。
だから、私は、酸素をつける。
薬を飲む。
小麦やそばは、食べない。
もっというなら、パン屋さんには入らない。
やりたいことがたくさんある。
学校に行きはじめて、資格を取り始めた時は、次なる資格を取得しようって思ってた。
今は、バスや電車を使って、学校に通うだけで、疲れてるし、とても勉強なんて出来てないけど、それでもいいやって思える。
歩けてる、それで満足。
ただ、今は、二酸化炭素が身体の中にどんどん溜まっているらしいです。
二酸化炭素が溜まってしまうのは良くないことらしくて、二酸化炭素を身体の中から出す為の機械をつけるか、多少、命が短くなっても、今のままを選ぶか、選択をしなくてはなりません。
二酸化炭素を身体の中から出すには、寝たきりの生活を強いられることになります。
そうしたら、完全に、機械によって生かされてることになります。
多少、命が短くなっても、やりたいことやって生きていきたいって思うのは、贅沢かな?
きっと、死にたいと思ってた頃、まさか、自分の身にこんなことが起きるなんて思っていなかったと思います。
バチが当たったのかな??
長々と、こんなお話でした。