都会の真ん中に朝鮮王朝時代の王のお墓が。
そしてそこは世界遺産。
その世界遺産である宣陵、靖陵に行って来ました。

私、元々古墳等に興味があり、日本にいた時もちょくちょく見学に行っていたんです。


話を戻して、宣陵·靖陵に到着。



入場料は1,000ウォン。江南区民ならば割引があるそうです。


まずは第9代王成宗、継妃貞顕王后が祀られている宣陵へ。


成宗の2番目の王后、廃妃尹氏との間に生まれた子供は朝鮮王朝時代の暴君と言われた燕山君。

貞顕王后は3番目の妃。
そして貞顕王后との間に生まれた子供が靖陵に眠っている中宗です。

ちょうどこの時代を描かれた韓国ドラマは「王と私  왕과 나」。
私はこのドラマ、途中で挫折してしまいました^_^;




写真の真ん中にある参道、右寄りに線が引かれて分けられています。
左側の広い道(実際は高くなっています)は「香路」といい、魂が通る道なので通る事は出来ません。


写真奥の祭祀を執り行う丁字閣を過ぎ、成宗のお墓へ。





お墓の向こうは高層ビル。何とも不思議です。


何故だかわかりませんが私、この場からしばらく離れる事が出来ませんでした。

こちらがパワースポットかはわかりませんが、王が眠っている場所、間違いなく何かが流れているように私は感じました。


次に貞顕王后のお墓へ。








この後はしばらく歩き、あの有名な韓国ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」原題「大長今 대장금」に出て来る王様の第11代王中宗のお墓がある靖陵へ。


何とも不思議な感じがする所を通っていきます。




しばらく歩いて靖陵に到着。







こちらは近くでお墓を見る事は出来ません。
ちょうど丁字閣の中から奥がよく見えたのでパチリカメラ


そしてまたしばらく歩き、祭祀に関する全ての準備をする斎室へ。



斎室の横には樹齢500年の銀杏の木が。




この中を全て回ると1時間以上は掛かりますが、緑も綺麗でとても気持ちが良かったです。

実際、見学ではなくウォーキングや休憩しに来ている人もいました。



ソウルの江南にこんな独特な雰囲気が漂った世界遺産が1,000ウォンで見学出来るなんて!!!

私はここでパワーをもらった気がします(^-^)




宣陵·靖陵
ピンクで囲った所です。
月曜日はお休みです。