お立ち寄りいただいてありがとうございます。
以前、ブログでみんなに話したかもしれないけど、
「物はお金を払って買うもので、そのお金は働かないともらえない。」
姫が小さい頃から、このことを厳しく言い聞かせてきたワタシ。
物心つく２歳頃から、お菓子など一番ほしいものを１つだけにさせ、小額の物を買うときは、姫自身にお金を持たせてレジに並ばせて、支払いする一連の流れを体験させていました。
３歳になったある時期、保育園の帰り道、商店街にあるお菓子屋さんで、
ワタシ 「そんなに毎日お菓子は駄目だよ」
と言っても、お店に入ってほしいお菓子をねだるようになってしまった姫。
たった百円にも満たないお菓子だったけど、姫に我慢を覚えてほしくて、酷だけどこんなことをいいました。
ワタシ 「そっか。。。
、わかった。姫がそんなにこのお菓子がほしいなら、ともちゃん今からお仕事がんばりに行ってくるね。」
すると、姫は、手の中のお菓子をしばらく見つめ、そしてなにか決心したように小さくうなずたと思ったら、もとあった場所へお菓子をもどし、ワタシの手を握りました。
姫 「っこ、ともちゃ
」（いこ、ともちゃん）
ワタシ 「いいの？」
姫 「っん、いなない。」（うん、いらない）
ワタシを見てニッコリと笑う姫。
その瞬間、姫の手を握り返しながら、
『毎日いっしょにいれないことを我慢して、保育園で想像もできないくらいがんばっている姫に、たった百円のお菓子も買ってやらないワタシは間違ってるかもしれない』
胸がつぶれるくらい苦しくなったけど、
ワタシ 「えらいね、姫」
ぎゅって抱きしめて駅に向かったあの頃から、もう５年立ちました。
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現在、小学校３年になった姫は、この頃難しい年頃。
王子のことを率先してかわいがって、ものすごく面倒見てくれる半面
姫 「王子ばっかり！
」
と言って、拗ねてしまう。
ワタシを独り占めしたくてもできないストレスが溜まっていることがわかっていたので、先々週の土曜日に王子を隊長に預け、思う存分姫と二人っきりを楽しもうと、姫の保育園時代のママ友達を誘って親子３組、遅ればせながら、初キッザニアへ行ってきました～
。
いいなぁ
、ワタシの子供のときにもこんな施設があったらよかったのに～。
みなさんご存知とは思いますが、キッザニアは３歳～１５歳までの子供がアクティビティとよばれる９０種類以上の仕事や習い事が体験できるアミューズメントパーク。
午前１０時～１５時と午後４時～９時の２部に分かれてて、完全入れ替え制で、ワタシ達は午前の部が予約でいっぱいで午後の部だったんだけど、１日通している家族もいるみたい。
で、ついて驚いたのは、めちゃめちゃ込んでる。っていうか、並んでる
事前受付みたいなシステム利用したんだけど、それでもすごい並んでる。キッザニア人気、いまだぜんぜん衰えてません。
でもね、「子供の自立性を育む」ために、親はいっしょに入ってもアクティビティに参加できないし、外からみているだけなんだよね。
なのに、必ず、子供１人に大人１人のペアでないと入場できない上、その大人料金が、とっても高い
まぁ、とにかくこの仕事で「キッザニア通貨」を稼ぐということが、えらい姫のツボにはまってしまったらしく、（先日行ったディスにーランドより気にいってしまったよう）
姫 「いろいろ働いて、お金が稼ぎたいの！」
とそれはそれは半日ハイテンションでございました。終了までみっちり遊んだ帰り、
姫「ともちゃん、次はいついける？来週は駄目？」
ワタシ「えっ、
来週？それは無理だよ
簡単に言うけど、けっこうお金かかるんだよ。ちょっとしたディズニー並だよ
」
姫「そうなの？そっか、じゃ来月は？あ～早く行きたいな～。」
ワタシ「それも難しいなぁ。。。まぁ、誕生日プレゼントの代わりだったらいいよ。」
姫「いいよ、それで
誕生日にキッザニア来たい
」
ワタシ「わ、わかった。へぇ、そんなに気に入ったんだ」
姫「うんともちゃん、がんばってお仕事して、稼いで来てそれで、キッザニアつれてってね」
ワタシ 「はい。。。がんばります」
・・・姫
ああ、ワタシのかわいい５年前の姫は、今いずこ。。。
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