ひとのせいにしているとき、おきていること | 内と外からあなたらしく生きる

ひとのせいにしているとき、おきていること

日々、いろいろな本に出逢いますが、
6年前に気になっていた本を、手に取ってみました。
自分を客観視するのにとても役立つ著書です。

人間は「自己防衛」の達人のため、
自分の存在価値、生き方、プライドを守るために、
肯定するために、つい、原因を自分の外に見いだしがち。


人のせいにしたり、
人を非難したり、
人をコントロールしようとしたり、

でも、問題をつくりだしている張本人は、
他でもない、自分かもしれません。

キーワードは、自己欺瞞(ジコギマン)。
ジコギマンとは・・・
辞書で調べてみると「自分をだますこと」。

要は「わたしよくやっている」と
自分を誇れるような状態ではなく、
自分をあざむいている行動をとっている状態。

自分の小さな「箱」から脱出する方法/大和書房

¥1,680
Amazon.co.jp

本書では、以下のように、
人間関係における、負のスパイラルは、
「自己欺瞞から始まる」と説いています。

●自分が本来、他者に対して
すべきと感じている行動に背く。
(心と行動に、乖離が生じる)

●自分が後ろめたい行動をした事実を
認めたくないため、他者の欠点を探す。
(問題を、常に自分の外に見る)

●自分への裏切りを正当化する視点で
世の中全体を見るようになる。
(他者や世界を見る視点が、ゆがめられる)

●裏切りの連続で、自分がつくりだした
自己正当化のイメージが性格になっていく。
(どの状況下でも、「わたしは正しい」「わたしは有能」)

●「気づいたらひとり」「独りよがり」「裸の王様」。
(最大の関心事は、常に自分。一生成長はない。)

●自分が酷い目にあえばあうほど、
自己正当化の材料が手に入る。
(「やはり相手は嫌な奴、責めて当然だった。」)

●さらなる自己正当化の証拠を
手に入れるため、相手の欠点を探しに行く。
(本来自分が望んでいるものは、手に入らない)

・・・コワイですね(笑)

でも、日々生きていると、

◆向こうの席に移ればあのカップルここに座れるけど…
◆満員電車で貧血してしまった人助けてあげたいけど…
◆自分が残業すればあと1時間でチーム全員帰れるけど…
◆この情報を教えればあの人は成果をあげるだろうけど…
◆一言感謝を述べたら夫(妻)は頑張れるだろうけど…
◆母の日に顔を見せてあげたら母は喜ぶだろうけど…

「ほんとうはこうしたほうがいい」と思いつつ、
まあいっかと思ったり、楽な道を選んだり、
その瞬間自分を甘やかすこと、アリマスよね。

わたしも、たくさんアリマス(笑)

リーダーとして、
上司として、部下として、
夫として、妻として、
息子として、娘として、
共同体として、個人として、


***********************
目の前の相手を、自分の都合通りに
立ち回ってくれる「モノ」としてではなく、
自分と同じくらい価値ある大切な「人」として。
***********************


関わっていくこと、
生きていくこと、
感謝していくこと、

そんなことを、コムズカシイ理論や理屈ではなく、
とてもシンプルに教えてくれる本です。
よろしければぜひ♪