アメリカは今年11月26日がサンクスギビング(感謝祭)。

1620年の11月、メイフラワー号に乗った清教徒が、祖国イギリスから2ヶ月余りの厳しい航海を経てアメリカ大陸(今のマサチューセッツ州プリムス)に、渡ってきた初めての年。新天地を求めてやってきた一団を待ち受けていたのは、厳しい初めての冬でした。

食べるものにも困った一団に、食糧を分け与え、農作物の種を譲って作り方を伝授したり、大自然の暮らしの様々なノウハウを教えたのは先住民であるネイティブ・アメリカンでした。

春がくるまでに半数の仲間を失いながらも、清教徒たちは、先住民にならって勤勉に働き、翌年1621年の11月に、お世話になったネイティブ・アメリカンたちを招いて、初めて収穫した作物や山で獲った野生の七面鳥(ターキー)、そしてタラやマスなど、近くの海の幸を食卓に載せてお祝いの席を開き、友人と神の恵みに感謝(サンクスギビング)した、という史実よるものです。

今では、毎年11月の第4土曜日がサンクスギビングデーの祝日とされ、アメリカ人は家族や親しい友人と、ご馳走を囲むそうです。この日に併せて全米で繰り広げられる帰省ラッシュに、伝統メニュー(ターキーのローストなど)にのっとったご馳走作り…と、どこか日本のお正月を思わせる盛り上がりをみせるとか・・・。

そして、そのサンクスギビングデーの夜中から町中でセールが行われます!
黒字になるということから「ブラックフライデー」と言われています。


私たちは伝統的ディナーは作らずのんびりとすごしましたが・・・「ブラックフライデー」にはしっかりノッかってお買い物へ。夜中12時からアウトレットは大セールがはじまるのです。お店によっては午前4時、5時くらいからはじまるところもあります。

そのためアウトレット近くの道路は激混み。。。

とっても寒い夜でしたが、買い物客の熱気はすごくて、雰囲気を楽しんできました。
お買い物は、スポーツグッズやTシャツなどが安かったので、そのあたりをちょっぴりゲット。

おかげで家についたのときは夜中の3時すぎてました(笑)。
そこから一眠りして・・・また別のショッピングモールへ!!


なかなかハードなサンクスギビングはまだまだ続く・・・。