アメリカで購入したDVD「Lost in Translation」を見てみました。

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これは日本を舞台にした2003年公開の映画。仕事で日本にやってきたアメリカ人が、言葉が通じないことに困惑し、孤独を感じながら滞在する様子を描いています。

どんなに英語で話しかけても、日本語で答える受付の人、医者、店員・・・。
英語でしゃべってくれたとしても、発音が分からなくて戸惑ってしまう(笑)。

ものすごく丁寧に対応してくれるけれど・・・言語が日本語だからまったく理解できない・・・というのがよく描かれていて、ちょっと笑えます。

この映画では、アメリカの人からみて、日本は「日本語」しかしゃべらない国だ、ということが非常に浮き彫りになっています。

最近日本の案内板なども、英語、中国語、韓国語と様々な言語で表示されています。特に地下鉄なども海外の人が理解できるようにと、ホームにある駅名表の「路線」と「駅名」に、それぞれアルファベットと数字の組み合わせで固有の表示を行うようになりました。たとえば、「千代田線」の「霞ヶ関」であれば、「C08」といった風に。ちなみに「08」という数字は、始発から数えて何駅目かということらしいです。

もちろんホテルや外国人が多く訪れる場所では、英語対応出来る人が存在していますが、街行く人たちの中でちゃんと英語で案内をしてあげられる人がどのくらいいるかと考えると・・・非常に難しいと思います。(私も含めて。。。)

そう考えると、外国人にとって日本は、非常に訪問しにくいのではないかとさえ思ってしまいます。
私たちは英語圏以外への旅行であっても、「まあ英語も通じるからなんとかなるか~」と思いますが、日本を訪れる外国人は、この映画と同様に困惑し、孤独感を感じるのかもしれません!


もっと多くの外国人が日本を訪問し、その文化やすばらしさを体験してもらうためにも、私たち一人一人の英語力を伸ばしていく必要があるんだと、改めて考えさせられました。がんばろ~~・・・。