人材育成とは、経営戦略の一環である。

でも、そのことをちゃんと認識している人事が、経営者が、そして研修ベンダーがどのくらいいるだろうか・・・。

「最近若者のマナーがなってない!」→だからマナー研修が必要だ!

「部下育成に課題がある!」→だから部下育成研修をやろう!とか。

中堅社員に対する研修がないから、やろう。とか。

本当はそういう決め方ではあってはならない。
もちろん何か課題を解決するための手段として研修を行うのだけれど、
本来の目的を見失ってはいないだろうか?

解決することが目的なのではない。それによってそれぞれが会社に社会に貢献し、価値創造をしていくのが本来の目的だ。それは経営に直接的に関係してくる。

だから、ちゃんとそのことをわかって研修企画をしたり、あるいはベンダーもそこまで踏まえた提案をしたり、そして講師もまた経営戦略の一環なのだということを認識してデリバリーしていかなければ意味ないのではないかと思う。

もっとつきつめていくと、

会社の戦略として、「こういう人材が必要だ」というあるべき姿があって、
そのあるべき姿に成長させるために研修が存在する。
もはや研修だけで物事をとらえていてはいけない。
研修はあくまでも手段だ。
研修やることが目的になってはならない。

経営者が、人事が、ベンダーが、講師が、そこに関わる全ての人が
そのことを忘れてはならない・・・と私は思う。

そしてそこには、熱い想いと情熱が不可欠なのだ。
人を育てるとは・・・そういうことだ。

独立1周年。これを忘れてはいけない。