2014.12.2 清春 LOVENEST IN Mt.RAINIER HALL

黒夢で大忙しのこんな時期にプラグレスを見ることが叶うなんて思いもしなかった。
嬉しすぎる、本当に貴重な一夜。
2部は外れてしまったので1部だけだったけど、めちゃくちゃ満たされた。

清春さんのプラグレスには声の魔力というか言霊というか、
勢いとはまた違う別のパワーがある。
何回聴いていても毎回また改めて「凄いな」って震えてしまう。


久々のマウントレーニアホールは、ご本人じゃないけど帰ってきた感があった。
ホール中に歌声が充満して、しっかり包まれてる感じがする場所。

シンとした会場に歌とギターと、
そして清春さんが歌いながら足で取ってるリズム音が聴こえてくるのが
あぁリズムレスだなーって思う。

カーネーション
この曲を聴くたびにあの長文のブログを思い出す。
「だけど裸体は愛情の言霊」
2曲目までを揺蕩う感じで聴いてたのがここで一気に惹き込まれた。

adore
あんまり聴けないんだけど、発売された時から大好きな曲。
「距離はあるけど日は射している、夜は来ないよ」

Christmas
歌う前に帰りに清春さんからのクリスマスプレゼントがあることを教えてくれた。
「エルメスとかじゃないよ」なんて笑いながら、
「でもたぶん僕と皆にとっては価値あるものじゃないかな」って。
何だろう？ってワクワクしながら聴いた。
何年か前までは黒夢のMerry X'mas,I Love Youの方が好きだったけど、
いつからかクリスマスにはこっちの方が聴きたいなと思うようになったのは何の変化だろう。
アウトロ前の歌声が耳に心地よすぎて鳥肌が立った。

tanatos
「此処から僕を逃がしたって　成り得ない者へはなれないね」
今までに同じ曲を何十回と聴いててもグッとくる歌詞はその日によって違うものだけど、
この日一番耳に残ったのがこの部分だった。
なりえないものにはなれない。

ここからラストに向けての3曲をただただ無心で聴いて、
いくつもの言葉に救われて、
涙、止まんなかったなぁ。

空白ノ世界
一番最後のところを「愛なんていらない ただ愛してる」って歌ってて、
なんかもう強烈だなと。
清春さんの歌詞はいつも難しいことは何ひとつ言ってなくて、
誰にでも分かる簡単な言葉しか使わないのに深くずっしりと響くから凄い。

アンコールのlovedとHORIZONはもはや言葉にならず。
あー泣いた。
静かな会場だから周りの泣き声もめちゃくちゃ聞こえてくるし、
こんなにお客さんが泣きながら聴いてるライヴも稀有なんじゃなかろうか。

欲を言えば2部もやっぱり見たかったけど、1部だけでも入れて本当に良かった。
最高のクリスマスプレゼントも貰えたし！

来年これがまた何度も見れるのかと思うと楽しみ過ぎてまだまだ死ねないなと。笑

なるべくたくさん見に行けますように。


PLUGLESS LIMITED『MARDI GRAS』
清春 LOVENEST IN Mt.RAINIER HALL
2014.12.2 渋谷Mt.RAINIER HALL

＜第一部＞

枸橘
2月
カーネーション
PERFUME
And I can't feel nothing
cry'n
adore
Masquerade
Christmas
rally
tanatos
輪廻
空白ノ世界
飛行船

EN)
loved
HORIZON

＜第二部＞

DARLENE
club「HELL」
my love
cold rain
FINALE
YOU
MOMENT
Fugitive
影絵
深い海
闇
MESSIAH
I know
MELODIES

EN)
RUBY
UNDER THE SUN
涙が溢れる


■オフィシャルレポート
【ライブレポート】人間・清春が放つ、いっぱいに満たされたる「愛と慈しみの空気」