そろそろ給与改定の時期となりました。

 

大手企業では賃上げの流れが続いています。

 

昇給しても税金も比例して増えるため手取り額ではそれほど増えた感じがしないという経験は誰でもあるのではないでしょうか?

税金や保険料は毎月の給与額に比例して増減するものと、増減しないものがあります。

 

増減するのは所得税と雇用保険料。

増減しないのは住民税と社会保険料(健康保険・厚生年金保険)。

 

住民税は去年の収入から計算されていて1年間の税額が確定しているため、今のお給料とは比例していません。自治体から届く納付書に書いてある金額を納付するので明白です。

ややこしいのは社会保険料。

社会保険料はある程度の増減にならないと変更対象となりません。また、3か月平均の収入で判断しますので変更されるのは4か月後。

これを「月額変更」と言います。

さらに毎年7月に全従業員の社会保険料を見直して正しい社会保険料に変更します。

 

4月の給与改定で

大幅にUPした人の社会保険料が変更されるのは【7月】

そこそこUPした人の社会保険料が変更されるのは【9月】

(給与から控除されるのはその翌月からが多いと思います)

どちらにしても忘れた頃に社会保険料が増えて手取り額が減ってびっくり!することがないように覚えておいてくださいね。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました☺