前々から「行った事あります?」とこちらに住む人達に言われ、かなり気になっていたものの、なかなか行く事が出来ずにいたWilliamsburg。若い
アーティストやミュージシャンがいて、倉庫を改造したギャラリーやアートスペースなどがたくさん在るエリア。今日はそのウィリアムズバーグへ行って来た。
もちろん徒歩で。
ウィリアムズバーグ橋をグングン歩きイーストリバーを渡る。
橋のふもと付近は落書きがたくさんあって、どうもスラムな匂いがしていた。
しかも、そこいらにいる人達の会話が英語じゃない。
「ヤバイとこに来たんじゃないの?」
と顔を見合わせながら早足で歩く。
噂の街はどこにあるのやら。方々見ていると、それらしい感じの人や倉庫はあるのだけれど、いまいち確信が持てない。 tomolennonはギャラリーガイドなる冊子を見ているが、それでもなかなか見つからない。やっとこさギャラリーを見つけるも残念ながら正月休み。
聞き込みが必要だ。
一軒のオシャレなカフェの前で読書をしていたフツウの男性に、メインストリートがどこなのか訪ねてみるが「よく知らない」と言う。「たぶ んこの通りだよ」という道を適当に歩いていると、だんだん人が増えてきた。本屋があったので入ってみる。奥へ入って行ったtomolennonが「面白い ぜ」と言ってボクを呼んだ。行ってみると、1つのビルに、本屋、カフェ、サロン、など何店舗か入っており、見れば入り口付近にはプリクラやゲーム機も置い てあった。
「中野ブロードウェイ!」
ボクは思った。
中野よりはこっちの方がオシャレな感じがするが、なんだか同じ匂いがする。
中野っぽいトコを出るとtomolennonが「腹減らない?ダ ンキン探そう」と言う。
今までそんな事を言った事は無かったので“何でだろ?”と思ったがボクは「ウン、そうだね」と答えた。ダンキンを見つけ店内へ。1 ダースドーナツを買い6コ貰う。
無言のままドーナツを何個か食べた。
tomolennonは何か言いたそうで、気付いていたけどイヤな予感がしていたので 黙っていた。
なんだか別れ話を切り出される感じに似ていた。
ダンキンを出て、さっきの場所へ戻る。道を尋ねた男性に会ったカフェの前で「コーヒー飲もう」 とtomolennonが誘う。「ウン」と言って入ったが、どうも嫌疑感が離れない。
トイレへ行って席に戻るとコーヒーがあってtomolennonはすでに飲んでいた。ボクもミルクを入れ一口飲む。すると彼はこう言った。
「もう、限界じゃん?先にトロント帰る?ここ2、3日の日記を読んでても、食いモンの話とかしか出てこないし。あんなのだったらUPして欲しくないからさ。どうなの?」
彼は最近のボクの無気力感を見かねたのと、何も意見や質問をせず、ただ一緒にくっついて行動しているだけのボクにガマンの限界を感じていたのだ。
「先にト ロントに帰る?」と言われたのはかなりショックだったが、的を得ているだけに、何も言えなかった。
そのまま黙っていると状況はますます悪化してまった。
カ フェを出た後、終始無言で丼屋まで歩く。
丼屋でも会話がない。
しかしtomolennonは丼屋のバイトの人達に話し掛け何か情報を得ようとしていた。
帰 り道、話をしようと公園に寄った。
「思っている事を言えばイイんだよ」と彼は言うが、何とも言葉が出てこない。
こういう状況下ではボクはただひたすらに自分を攻めてしまう。
再び無言のままチェルシーに戻り、「今後どう言う風にこの記録を書いていくのか考えて教えてよ」そう言って、tomolennonは日 記を書きにロビーへ降りて行ってしまった。
“邪魔になるなら帰った方がヨイのだろうか?一人の方が動きやすいのだろうか?”と、かなりの時間ずっとどうす るのがいいのか考えていた。すると部屋の外が何やら騒がしい。
どうやらtomolennonが誰か日本人と話をしている。
部屋に入ってくるなり
「KABA ちゃんが来た」と言う。
外に出てみると、芸能人のKABAちゃんとそのマネージャーさんがいた。
なんでも休暇で5日間N.Y.に来ているらしい。
しかも今 日の夕方に到着したと言っていた。tomolennonは彼を知らなかったらしく、KABAちゃんはチョットへこんでいた。とりあえず、 tomolennon、KABAちゃん、マネージャーさんの3ショットを撮らせてもう。
KABAちゃんはTVで見たままの人だった。
tomolennonがこの企画について話し、いま1日1食生活なんですと言うと、KABAちゃんは
「まぁ、 かわいそう。じゃあ、今度お肉食べに行きましょう。ごちそうしてあげる」とあの口調で言う。
なんともスバラシイご招待。
階段のところまで彼等を送り、部屋 に戻る。少しだけ明るくなった部屋の空気を壊さない様にボクは日記を書き始めた。
ここでこんな出会いがあるなんて、tomolennonはやはり何か引き 付けているに違いない。
ボクは足を引っ張らない様に頑張ろうと思った。
ウィリアムズバーグ橋をグングン歩きイーストリバーを渡る。
橋のふもと付近は落書きがたくさんあって、どうもスラムな匂いがしていた。
しかも、そこいらにいる人達の会話が英語じゃない。
「ヤバイとこに来たんじゃないの?」
と顔を見合わせながら早足で歩く。
噂の街はどこにあるのやら。方々見ていると、それらしい感じの人や倉庫はあるのだけれど、いまいち確信が持てない。 tomolennonはギャラリーガイドなる冊子を見ているが、それでもなかなか見つからない。やっとこさギャラリーを見つけるも残念ながら正月休み。
聞き込みが必要だ。
一軒のオシャレなカフェの前で読書をしていたフツウの男性に、メインストリートがどこなのか訪ねてみるが「よく知らない」と言う。「たぶ んこの通りだよ」という道を適当に歩いていると、だんだん人が増えてきた。本屋があったので入ってみる。奥へ入って行ったtomolennonが「面白い ぜ」と言ってボクを呼んだ。行ってみると、1つのビルに、本屋、カフェ、サロン、など何店舗か入っており、見れば入り口付近にはプリクラやゲーム機も置い てあった。
「中野ブロードウェイ!」
ボクは思った。
中野よりはこっちの方がオシャレな感じがするが、なんだか同じ匂いがする。
中野っぽいトコを出るとtomolennonが「腹減らない?ダ ンキン探そう」と言う。
今までそんな事を言った事は無かったので“何でだろ?”と思ったがボクは「ウン、そうだね」と答えた。ダンキンを見つけ店内へ。1 ダースドーナツを買い6コ貰う。
無言のままドーナツを何個か食べた。
tomolennonは何か言いたそうで、気付いていたけどイヤな予感がしていたので 黙っていた。
なんだか別れ話を切り出される感じに似ていた。
ダンキンを出て、さっきの場所へ戻る。道を尋ねた男性に会ったカフェの前で「コーヒー飲もう」 とtomolennonが誘う。「ウン」と言って入ったが、どうも嫌疑感が離れない。
トイレへ行って席に戻るとコーヒーがあってtomolennonはすでに飲んでいた。ボクもミルクを入れ一口飲む。すると彼はこう言った。
「もう、限界じゃん?先にトロント帰る?ここ2、3日の日記を読んでても、食いモンの話とかしか出てこないし。あんなのだったらUPして欲しくないからさ。どうなの?」
彼は最近のボクの無気力感を見かねたのと、何も意見や質問をせず、ただ一緒にくっついて行動しているだけのボクにガマンの限界を感じていたのだ。
「先にト ロントに帰る?」と言われたのはかなりショックだったが、的を得ているだけに、何も言えなかった。
そのまま黙っていると状況はますます悪化してまった。
カ フェを出た後、終始無言で丼屋まで歩く。
丼屋でも会話がない。
しかしtomolennonは丼屋のバイトの人達に話し掛け何か情報を得ようとしていた。
帰 り道、話をしようと公園に寄った。
「思っている事を言えばイイんだよ」と彼は言うが、何とも言葉が出てこない。
こういう状況下ではボクはただひたすらに自分を攻めてしまう。
再び無言のままチェルシーに戻り、「今後どう言う風にこの記録を書いていくのか考えて教えてよ」そう言って、tomolennonは日 記を書きにロビーへ降りて行ってしまった。
“邪魔になるなら帰った方がヨイのだろうか?一人の方が動きやすいのだろうか?”と、かなりの時間ずっとどうす るのがいいのか考えていた。すると部屋の外が何やら騒がしい。
どうやらtomolennonが誰か日本人と話をしている。
部屋に入ってくるなり
「KABA ちゃんが来た」と言う。
外に出てみると、芸能人のKABAちゃんとそのマネージャーさんがいた。
なんでも休暇で5日間N.Y.に来ているらしい。
しかも今 日の夕方に到着したと言っていた。tomolennonは彼を知らなかったらしく、KABAちゃんはチョットへこんでいた。とりあえず、 tomolennon、KABAちゃん、マネージャーさんの3ショットを撮らせてもう。
KABAちゃんはTVで見たままの人だった。
tomolennonがこの企画について話し、いま1日1食生活なんですと言うと、KABAちゃんは
「まぁ、 かわいそう。じゃあ、今度お肉食べに行きましょう。ごちそうしてあげる」とあの口調で言う。
なんともスバラシイご招待。
階段のところまで彼等を送り、部屋 に戻る。少しだけ明るくなった部屋の空気を壊さない様にボクは日記を書き始めた。
ここでこんな出会いがあるなんて、tomolennonはやはり何か引き 付けているに違いない。
ボクは足を引っ張らない様に頑張ろうと思った。


























