本日は、京都市ユースサービス協会主催のユースワーカー養成講習会2010春初日。

 前回(昨年8月29日)同様に、若者が子どもから大人へと成長していく過程を支えるユースワーカーを育てる講習会のお手伝いをさせていただきました。
 わたくしは、13時~16時まで「ワーカーとしての自己理解、コミュニケーションワーク」という内容です。

 冒頭、なぜワーカーにとって自己理解が必要なのかということを参加者のみなさんを5人ずつのグループに分かれてもらい、話し合ってもらいました。
 その上で、話し合いの内容を披露してもらいました。
 披露の時に、そのグループの一人にホワイトボードにその内容を書いてもらうことにしていました。
 そこで、次のような内容が披露されました。
 
 「ワーカーにとって、じこどうさつが不可欠」
 その発言をホワイトボードに書く役割の方は、誤ってこんなふうに書かれました。
 「自己動察」
 
 正しくは「洞察」です。
 たまたま間違って書かれたのですが、わたくし、この「動察」がとっても気に入りました。

 洞察とは、鋭い観察力で物事を見通すこと、見抜くことです。
 英語でinsight。
 この洞という漢字は、洞窟、ほらあなを示す言葉です。
 つまり、自己洞察とは、自分のうちにあるものを見ることということになるでしょう。

 しかし、今回の講習会で話したことでもありますが、自分を知るというときに、一人になって自分の内面に入り込んでいくことも大切だけれど、人との関わり合いの中で自分というものを発見していくという対人関係からの接近という自己理解の方法もあるのだということです。
 このことを端的に示してくれたのが、この「自己動察」だと思ったのです。

 すなわち、自分を理解するために、動いて察する。
 そこには、一人孤独の世界に入っていくのではなく、人との関わりが見えてきます。
 その意味で、「動察」はものすごく意味のある言葉だ!、すごくいい言葉をもらえたと大喜びしていたわたくしでした。