冷たい雨がふる日でした。
 こんな日ですが、ゼミの4年生の卒論終了、社会福祉士試験終了、M2の修論口頭試問終了ということで、夕食会としました。

 場所は近くのR高校向かいにある、オーガニック・スローフードのレストラン。
 通りがかるたびに気になっていた店でしたが、今回が初チャレンジです。
 ご夫婦と思われるお二人でやってらっしゃるお店で、少人数にはよいところでした。

 そして、帰り道。
 前を歩く学生6人(男子2,女子4)があれこれしゃべっています。
 大きな声でしゃべるので、自然と耳に入ってきます。
 そのうち、男子1人が某有名コーヒーショップで女の子に声をかけようと思ったんだけど・・・という話をしはじめます。
 「でもな、オレ、今執行猶予中やし、ばれたら実刑やもん」

 これを聴いていたのが、わたくしと昨日社会福祉士の国家試験を受けていた学生。
 そうです。更生保護の対策講座の受講生です。
 
 察するに、彼にはどうも彼女がいるのに、女性に声をかけたのが彼女に発覚していたので、今はできなかったということを伝えたかったようです。

 しかし、更生保護の勉強をしてきたわたくしたちには、「執行猶予」、「実刑」という単語が「すごい、リアルすぎるたとえ」なのでした。
  
 いろいろ仮説が浮かびます。

 もしかして、業界関係者?
 いや学生風だし、違うだろう。

 これまでの生活史上詳しくなった?
 うーん、それはわからない。

 彼も昨日受験したのだろうか?
 そうかもしれない。

 しかし、全く関係ないとしたら、更生保護関係用語が広く市民に普及しているということだろうか、それはそれですごいことだ。

 そんなことを言いながら、地下鉄の駅に到着したのでした。

 ちなみに業界用語では執行猶予は「弁当持ち」と言います。
 これは対策講座ではレクチャーしていませんでしたが・・・。