本日は午前11時にとある地方自治体の方3人の方が研究室に来られました。

 わたくし、これまでとある自治体のとある委員会のメンバーなのですが、その任期切れが間近に。そこで今後のことで相談をとのこと。

 3人の方を、狭い研究室に招き入れるやいなや、そのメンバーのトップの方はこう言われます。

 「次期には・・・・・・・やっていただきたいので、お願いします」と。

 
 いきなり切り出した上司に部下2人はびっくり。

 そこで、わたくし。
 「転職する前、家庭裁判所にいた時、裁判官にケースの相談に行くと、ある裁判官から、『主文から言いなさい』と言われました。今回も主文からですねぇ」と笑いながら、応答しました。

 それからずいぶん和んだ中での、話し合いになりました。

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 「主文から言え!」
  
 その裁判官は、結論を知りたい、そして、その理由を分かりたいと考えます。
 しかし、調査官だったわたくしは、その結論に至る経緯を理解した上での、結論を考えているのだということを伝えたいと考えていたのです。

 こうした違いは、話の中身(事柄・コンテント)のズレではなく、相手への関わり方(プロセス)のズレと言えるでしょう。

 このような関わりの世界(プロセス)は、普段の会話、対話の中ではあまり取り上げられず、水面下でいろいろな感情をもたらすのですが、こうしたプロセスをしっかり言語化することも大切だといつも思っているのです。