本日のとある場所でのとある場面。

 「わたし、ちゃんと生きてこなかったのんですよねぇ・・・」とおっしゃる方。

 そこで、わたくし。
 「ちゃんと生きてこなかったって思われてるんですねぇ」と反復。
 さらに、いくつかの応答が頭に浮かびます。

その1
 「~~さん的には、ちゃんと生きるってどんなことなんですかねぇ?」

その2
 「出来てたかどうかはおいといて、ちゃんと生きるってことがわかってはるから、そんなふうに言えるだなぁって思ったんですよねぇ」

 



 今回は、その2を選択したのでした。

 つまり、この方は、ちゃんと生きるということが何かをその人なりにしっかり持てているのでしょう。
 だからこそ、ちゃんと生きてないと思えるのです。
 逆に、ちゃんと生きるってことが何かを持ててない人は、そうは言えないですよね。

 そうすると、ちゃんと生きてきたかどうかは別にして、ちゃんと生きるってことを自分の内面でとらえることが出来ているってことはプラスに考えてもいいんじゃないかなぁということをつたえるものです。

 こういう動きをリフレーミング(Reframing)と言います。
 フレーム(枠組み)を代えるということです。
 つまり、新しい物事の見方をもたらすことによって、相手の思い込んでいる状況に変化を促そうとするものです。

 これを聴いて、その方、表情が和んで、なんだか楽になった感じとのことでした。