以前、我が家の息子が、学校で自己紹介のようなことをするとき
家の自慢はと尋ねられ、こう書いていました。

「野球のマンガがいっぱいあること」

 たしかにそうです。 
 MAJOR 全73巻 
 キャプテン、プレーボールは全巻
 最強!都立あおい坂高校野球部、ドカベンなども。

 MAJORは、アニメに見る家族など、家族のあり方を紹介する授業や原稿でも使ったりしています。

 そんなことから、学生の一人が読みたいとのことで、貸し出しをはじめております。
 ただ、全73巻、一度に貸せないので、少しずつ貸し出しています。

 今日も朝、3冊貸したのですが、午後には「もう読んだので、続き、持ってきてください」とのこと。

 せっせと持って行かねばなりません。

 「家族」のゆくえ  京都府少年補導協会編集発行 「補導だより」第288号(55巻1) 2009

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 NHK教育テレビで土曜日午後六時から放映されている(注、今は放映されていない)『メジャー』である。
 これは主人公吾郎が野球の最高のメジャーリーガーを目指すという物語である。テレビでは二〇〇四年から放映されているが、『少年サンデー』に一九九四年から今も連載中で、単行本としても七〇巻を超える大作(筆者は全巻読破している)である。
 さて、家族をテーマとしたこの特集で、なぜ『メジャー』なのか。それは主人公吾郎の生い立ちと彼をめぐる家族が関係する。

 (中略)

 少々長くなったが、こういう物語である。
 つまり、主人公茂野吾郎は、実父と結婚するはずだった女性(桃子)と、その女性がその後交際した男性(茂野英毅)との間の養子となり、メジャーリーガーを目指すのである。

 これを往年の『巨人の星』と比べてみればどうであろうか。幼くして母を亡くしたという点では、『メジャー』の茂野吾郎も『巨人の星』の主人公星飛雄馬と同じである。しかし、『巨人の星』の星飛雄馬の家族は血縁によって結びつけられているのに対して、『メジャー』の茂野吾郎の家族は(結果として養子縁組により親子関係が創設されているが)血縁によって直接には結びつけられていない家族であるという大きな違いがある。
 それでも、『メジャー』の茂野吾郎は、両親を亡くした後、我が子同然に育ててくれた養父母に深く感謝しており、その結びつきは星飛雄馬の家族をはるかに超えたものとして表現されているのである。それと同時にこの『メジャー』には、家族とは血縁によって結ばれたものばかりではないという多様な家族観が示されている気がしてならないのである。