こんにちは!
アカシックレコードリーダーのきょんです。
魂が望む生き方に一致して、本当の自分で生きていきたい!
そんなご自分の人生に前向きに取り組もうとする方に向けてブログを書いています。
本日も、職場における人間関係の改善をテーマに、マネージャー歴20年の経験から導き出した解決策をご提案したいと思います。
職場の人間関係を改善したければ相手に成りきってみよう
よく他人は変えられないと言われますが、人間関係がこじれる時はお互いに、
悪いのは相手であって、相手が変わるべき
と思い込んでいることが多いものです。
悪いのは相手だという思い込みを別の言葉で言い換えると
相手は自分のことをちっとも分かってくれない
になります。
であれば、相手のことを少しでもいいので分かってあげる努力をしてみると人間関係が改善していくかもしれません。
具体的には相手の立場に成り切って、相手が普段表には見せない不安、緊張感、苦悩、焦り、悲しさ、寂しさなどを想像してみるのです。
では、私の実体験を題材に一緒に想像してみましょう。
転職してきた年下の上司から叱責されるNさん
私は30代の頃、期間限定で数ヶ月間派遣社員として働いていたことがあります。
派遣先企業の配属部署は、3名しかいない比較的新設の部署でした。
半年前に転職してきた男性のS室長と、新卒からずっとその会社に勤務している女性のNさん、そして派遣社員の私です。
組織の長はS室長でしたが、年齢はNさんの方が上でした。
派遣初日、私の席はなぜか二人の間に設けられていました...。
この時点で嫌な予感がしたのですが、午後になると早速その理由が分かりました。
S室長がNさんをたびたび大声で叱責するのです。
『Nさんの仕事が要求しているものにならない』というのがS室長の主張ですが、今だとちょっとパワハラととられかねないような勢いです。
S室長は短気で指示が雑な人でした。
「あんた(Nさんのこと)この会社長いんだから、このぐらい説明しなくても自分で判断して動けるでしょ!」が口癖でした。
一方のNさんは英語も話せる博識の才女なのですが、仕事においては自分で考えて最適解を見つけるのが苦手なおっとりタイプ。
S室長に対する言葉遣いはとても丁寧なのですが、その場をやり過ごすだけであまり改善は見られませんでした。
最初はお互いうまくやろうと働きかけたのかもしれません。
しかし、少なくとも私が派遣された頃には険悪になっていて、どちらも自分が変わろうとは思っていない様子でした。
残念ながら、二人の仲は私の派遣期間中に改善することはありませんでしたが、私はそんな二人に挟まれて仕事をするはめになったのです(要するにクッション...)。
こじれた人間関係は北風よりも太陽でいったん緊張を緩ませる
ここで冒頭に提案した通り、一旦自分の感情は置いて、相手が普段表には出さない苦悩を想像してみたいと思います。
想像が正確かどうかはあまり重要ではないので、できれば俳優・女優になったつもりで思いっきり相手に成りきってみてください。
今からあなたは憑依型の役者です
ここからは役者きょん(私)のS室長に対する想像ですが、
例えば、新設の3名しかいない部署(内一人は派遣社員)ということは、半年前に転職してきたばかりのS室長は、まずこの小さな組織を立ち上げ、管理できる能力があるかを会社に試されています。
Nさんは社歴が長い分会社のことは詳しいので、外からやってきたS室長をサポートする目的で配属されました(こういう組み合わせはよくあります)。
派遣先は大手企業でしたから、そこに当時としてはまだ少数派の転職者を受け入れるということは、社長は会社に新しい風を取り入れたかったのだと思いますが、もとからいる社員の中にはおもしろくないと感じる人もいたでしょう。
このような環境の場合、転職者は最初はなかなか受け入れてもらえず孤軍奮闘しやすいです。
S室長ももともと立ち回りがあまり上手ではなさそうですが、恐らく即戦力として採用されていますから、早々に結果を出すことが求められます。
慣れない環境と少ない人数でいつも遅くまで仕事をし、部下のNさんは機嫌を損ねて仕事が進まず、イライラして疲れてもいるようでした。
彼のプレッシャーと不安は相当なものだったと想像できます。
ここであなたがNさんなら、自分の感情は少しこらえてS室長の大変さの方にフォーカスし、さらにもう少し頑張って相手を思いやる一言をかけてみるのです。
みなさんならどんな言葉をかけますか?
もしもNさんがS室長に対して、
転職されてきたばかりで新しい部署の立ち上げなんてS室長も大変ですよね。
私も至らない面がありますが、どうやったらもっとサポートできるかいろいろ考えてみますね。
と一言でも言ってあげられたら
そうなんだよー、分かってくれる?僕の辛い立場・・・
と心の中でS室長の緊張が緩むかもしれません。
毎日忙しくて緊張しっぱなしの職場で、不意に相手がかけてくれたやさしい一言でふと気が緩むことってありませんか?
私は何度もありましたよ。
そういう時って、言葉をかけられた側も相手の器の広さを垣間見た気になり、内心自分の至らなさを素直に受け入れられたりするんですよね。
もちろん改善しないこともありますが、お互い相手が悪いと思い込んでいるままでは真の解決には至らないわけですから、試してみる価値はあるのではないでしょうか。
これは部下から上司に対してだけでなく、上司から部下や同僚に対しても使えます。
但し、相手に対し心から言葉をかけてあげることと、言葉をかけたことで相手が反省してくれることを期待するのはNGです。
結果にこだわらず、ただ行うというスタンスが良いのです。
特にアダルトチルドレンやHSP、エンパスの方であれば、その感受性の高さをこういう場面で活かせるのではないでしょうか。
そして結果に関わらず、声をかけてあげられたあなたは自分を変えることができましたね。
そのコミュニケーションスキルは別のところでも必ずあなたの役に立つはずです。
最後まで読んでくださってありがとうございます♡
꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖
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