1995年の夏が少し過ぎた頃の秋の朝、とある街の病院で僕は産まれた。今になって思えばこんなに小さな赤ちゃんが後に身長170cm台の健康な男子になるとも自分でも思わなかった。
母は僕が産まれる前にぶどうを食べ、健康な汗をかいているその最中に僕を産んだ。あっという間のことだっただろう。
僕が一番初めに覚えている思い出は祖母に乗せられた自転車のベビーチェアに揺られて散歩をしたことである。僕が一番初めに喋った言葉は「パパ」でも「ママ」でもない。「じゃじゃ」(自転車)だった。
1歳となる頃に実家へと引っ越した。今でも1歳!と指を一本立て家族と共に映っている写真はアルバムの中に残っている。実家はまだ地元に父と母が暮らしている状態で残っている。
僕はあまり夜泣きをしない子だった。一度だけおしめを濡らしてしまって泣いたことはあるらしいが、ほとんど夜泣きもせずおねしょもしない子として育っていた。
僕は意味も分からずによくウルトラマンや新幹線の本を読んだりしていた。あまり意識して考えることをしない子供だったと思う。
(あとで加筆します)