兵庫のグラフィスム・抽象,創造,非具象芸術,木村二朗「檸檬図」6号油彩,精緻な微細描線とおしゃれ色面,ラスト1,惹きこまれる不思議な魅力
木村二朗先生は檸檬の作品をアトリエの中央に拝すなど檸檬をブロックみたいに配置した作品には思い入れがございます。
こちらの檸檬図は以前販売いたしました檸檬図6号と似ており対なのかなと思いました。
ラインは色違いで黒に染めた檸檬がとても印象的な作品でございます。木村先生は色感というより色勘がいいと思っております。センスというのは構想を練って出るものではなくこれしかないという色を即導き出す能力です。
倉庫にある檸檬図はおそらくこれが最後の一枚です。
昨年秋入手いたしました木村作品はまだまだ無名で初動中の初動でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
| 兵庫のグラフィスム、木村二朗先生は昭和11年4月1日に兵庫生まれ、高校以来、様々な美術展でその都度といっていいほど入選、受賞を重ね、学芸員、美術関係者に高い評価を受けながらあくまでも余技として本業にはされませんでした。しかしながらご覧の通り、比類なき圧倒的な才能を認めざるを得ない作品群で、具体の本拠地に程近いエリアにおいて知られざる前衛の奇才ともいえます。 非具象、実際のものを模倣せず純粋な図形、パターンで構成。どれもが素材、技法、構造が主従的関係ではなく自由な作風でありながら事前の習作、構想はかなり念入りに準備して作りげられ見栄えとは相反した緻密な準備から始められてます。 封蝋的マチエル、その造形、出来栄えは邦人というよりドイツ作家に近いものでございます。 どれもが本当に魅力的であり銀座の百貨店美術部でもし個展をされたらさぞたくさん売れたはずでしょう。 本業ではないことで一般的に売絵で画廊や美術部にふりまわされる作家と違い、一枚一枚に構想、作画、修正にいくらでも時間を味方にできるのが強みの完璧な仕上がりです。 木村先生が制作数僅かながらアトリエの中央に拝したりお客様にも特に人気ございました檸檬図の一枚でございます。背景も肉眼では見落とすくらい緻密な描線で描きこまれ奥深さやセンスを感じます。 本作は以前販売しました6号の「檸檬図」と対かもしれません。尚、大人気の檸檬シリーズは倉庫で探しましたがおそらく絶対と言い切ることはできませんが本作がラスト一枚と思います。 木枠に張った作品のみで額はございません。弊社画廊に展示中のため、ご入札を頂き次第お取り置きいたします。 ご検討、ご入札の程、どうぞよろしく御願い申し上げます。 |
| 作家名 | 木村二朗 昭和11年兵庫生まれ。洲本高校卒。新象作家協会会員。 |
| タイトル | 檸檬図 |
| 技法 | キャンバスに油彩 |
| サイズ | F6号 41*31,9cm |
| 額サイズ | なし |
| サイン | 下部にサインあり。裏木枠にサイン、タイトルあり。 |
| 状態 | 作品良好。 |
| 備考 | 真作保証します。 |





