みんな合うひとと、合わないひとがいると思う
でも、合わないひとと離れるのが
罪悪感を刺激されて辛い
という相談があった
いろんなひとと話したい。
他の人と仲良くなりたいのに、
前からの友達を
置いていってしまう気がして
気が引ける
相談者さんには
以前から話を聞いていたんだけど、
いじめられていた過去があってそのせいで
人間関係がうまく築けなくなっていた。
『裏切られた』っていう傷が深かったので
それを受け入れていくような感じで
カウンセリングしたんだけど
今回も、根本は同じだった。
合わないひとと離れることって、
みんなしていることで自然なことなんだけど
自分が離れることで、
相手がひとりぼっちになるのが
気が引けたりしていた
これって、
過去のいじめられていた自分を、
自らまた作り出すようで、
昔の傷を刺激されている。
結局するべきことって、
昔の自分を癒してあげること。
いじめられていた時期のイヤな記憶が、
潜在意識に染みついていて、
どうしても本能的に傷つくことを避けようとする。
でも、それは思春期にあったことで
今とは状況が違う
この相談者さん以前は、
『傷つくのがイヤ』
・人と距離を取る。
・仲良くしないようにする。
今は、
『もっと友達が欲しい。仲良くしたい』
・いろんな人と話したい
・遊びに行って、人生を楽しくしたい
というふうに変わってきている。
新たな方向へ進むとき、
後ろ髪を引くように、
昔のルール（潜在意識）が顔を出す。
『また傷つくかもよ、ホントにいいの？やめとこ？』
みたいな感じで、守ってくれようとするんだね。
これは自分が
行きたい方向（友達ほしい。人生楽しみたい）へ
行っているという証拠でもある。
今回の罪悪感で離れるのが辛いっていうのも、
『過去のいじめられていた自分のようなひとを、
自分が作ってしまうという”気がしていた。”』
ということ。
昔のルールではダメだったこと。
あんなに辛かったことを人にするなんて！！
みたいな感じ。
だから、今の自分は、
傷ついて悲しんでいる昔の自分（潜在意識）に
・いじめられたけど、大丈夫だったよ。人生悪くないよ！
・守ってくれようとしてありがとう
ってしてあげる。そうすると癒えていく。
潜在意識も納得？してくれる
これを相談者さんに言ってもらったら、
「すごくほっとする」って泣いていた。
こんなふうに、昔のルール（潜在意識）が
自分を制限していることってたくさんある。
自分と向き合うのって
辛いこともあるんだけど、
ちゃんと頑張ってくれていて僕もありがたい
しっかり、前に進んでると思うし、
人間関係も良くなってきている様子。
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