1985年9月、秋元康はおニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」のヒットで、秋元康は世に名前が浸透しました。そして、おニャン子クラブメンバーのひとりであった「河合その子」が「涙の茉莉花LOVE」(なみだのジャスミン・ラヴ)でメンバー初のソロデビューを果たし、曲は大ヒットしました。そして10月には、おにゃん子倶楽部のメンバーから“高井麻巳子(たかい まみこ)と岩井由紀子(いわい ゆきこ)のふたりで結成された初のグループ内ユニット『うしろゆびさされ組』がアニメ『ハイスクール奇面組』の主題歌である「うしろゆびさされ組」という曲でデビューして、こちらもまたヒットしました。 1月、「セーラー服を脱がさないで」のフロントボーカル4人のうちのひとりだった「新田恵利」が『冬のオペラグラス』という曲でソロデビューをし、オリコン初登場1位となりました。翌月、おニャン子クラブ結成時からの人気メンバーであった「国生さゆり」の『バレンタイン・キッス』が大ヒット。その流れで、おニャン子クラブのメンバーである、渡辺美奈代・渡辺満里奈も10月にレコードデビューしました。そして5月『生稲晃子、工藤静香、斉藤満喜子(さいとう まきこ)』の三人で結成された『うしろ髪ひかれ隊』がシングル「時の河を越えて」という曲でデビューし大ヒット。しかしその後、おニャン子クラブは衰退していきました。

約20年後
秋元康プロデュースによるAKB48が、2005年に「会いたかった」という曲でメジャーに進出。当時は「秋葉原のオタク向けアイドル」というイメージが強かったこともあり、世間の関心は薄かっです。
長年、下積みを積み重ね、ついに2010年「ヘビーローテーション」で、過去の著名なアイドルの色々な記録を更新し、秋葉原のオタク向けのアイドルではなく、全国的にアイドルとして浸透しました。
そして、2011年5月25日に発売された「Everyday、カチューシャ」が大ヒットし、遂に国民的アイドルへと飛躍しました。
そして、AKB48の中心人物だった前田敦子が卒業しても『恋するフォーチュンクッキー』が大ヒットし、大島優子が卒業しても『ラブラドールレトリバー』が大ヒットし、人気を不動のものとしています。

AKBの活動中、AKB48初の「姉妹グループ」として名古屋を拠点とした「SKE48」が、2008年7月に結成されました。中心人物は、W松井です。
名古屋のSKE48に続く第2弾として、2010年10月9日に大阪を拠点とした「NMB48」が結成されました。中心人物は、山本彩(さや姉)です。
またまた2011年10月23日にAKB48姉妹グループとして、福岡・博多を拠点とした「HKT48」が結成されました。中心人物は、訳あって博多に飛ばされた、指原(さっしー)です。

そして、AKB48のライバルグループとして、乃木坂46というグループが、秋元康のプロデュースにより、2011年8月21日に誕生しました。