『宿命転換』という言葉があります。

我々は残念ながら「宿業」を抱えて、産まれてくるのです。

「宿業」とは、分かりやすくいうと、私が田中だったら、田中家の血筋から代々受け継いでいる悪い習性なのです。

もっと分かりやすく言うと、親が暴飲暴食をして糖尿病になって、その息子も暴飲暴食をして糖尿病になる…つまり代々受け継いできている悪い習性を、生きているうちに祈りでもって、断ち切るのです。

我々が苦しみながら生きているのは、宿業を抱えて産まれてきたからです。

祈りと行動・言動でもって、この世のうちに(生きているうちに)宿業を断ち切るのが、『宿命転換』なのです。

だからといって親を恨んだり、生きる事に絶望する事はありません。

祈りと行動・言動でもって、生きているうちに宿業を断ち切るのです。

それが『宿命転換』なのです。

人生は、常に自分との戦いなのです。

あくまで、戦う相手は自分自身なのです。