最終日は、忘れられない1日となった。





昨日までの暑いくらいの晴天とは急展開、夜中から暴風が吹き荒れた。





朝6時。チームの皆さんと共に屋久島で生まれたと言う歌とそれに合わせたダンス、

否、ダンスと言うより





体を使った表現のワークを。





曇天の風の中、空を仰ぎ大地を踏みしめて踊った。






歌の歌詞の言葉の一つ一つが心に染み渡る。






優しくて前向きで、温かくて切なくて。






歌。

メロディに言葉を乗せることは祈り。

それに身体表現をつけるのだから、これは究極の祈り。





心がポカポカとして、泣きそうになるほどのワークだった。






そして、その歌詞の中で私は、わかる。









私のテーマは「手放す」。






魂友と語り明かした夜もそうだった。私は悶々としばらくの間考え続けたことだった。








生きる糧のために、やりたくない仕事もクタクタになってやってきた。





もうステージを変えるときが来た。






私は、手放す時が来ている。


でも、どうやって?
仕事を手放してどうやって生きていく?

私の収入がなくては、家族は飢えてしまう。







考え考え、考え続けていた。









浜辺を散歩し、海にある温泉につかった。



と、急に降りて来た。











もう、辞めていい。





そして、何を残すべきか、

ハッキリとわかった。

そうか、そうだったか!!







意外ではあったが、急にゴールが見えて、

私は喉の支えがとれたように、ものすごくスッキリした。



そうだったんだね。

私はわかるためにここに来たんだ。






もう、明確にわかった。3年かけて、一つずつ手放していく。



幸せで幸せで、驚いた。







帰り道は、たくさんの蝶が迎えてくれた。









ありがとう屋久島。



また、来ます。必ず。










私は私である。
私はあなたでもある。