私がSLCエリアに住んで13年経とうとしています。
全く地域に関係無く(ここはご存知のようにモルモン教のメッカです)
ここに住み始めた私は いろんなご縁で
2011年 JACL(Japanese American Citizens League)に入ります。
1つの理由は日系人との間にどうしても接点がもてないこと
もう一つは私が特定の宗教に入っていなかったからです。
 
 
ここで私はJudgeと呼んでいる
コチラRaymond Uno氏に会いました。(←略歴に飛びます)
ただの「フルタイムマム」だった私にとって
ジャッジは「mentor」でもありました。
 
 
地域社会への貢献
日本と日系人社会、アメリカ社会への橋渡し役として
2014年に外務省からも表彰されてます。
 
 
彼はアメリカの鉄道を敷く工事にも従事し
(もの凄い重労働で、しかも人種差別の激しさは有名です)
その後法律家として判事になっています。
日系二世なのでもちろん、強制収容所にも入れられており
アメリカ志願兵として第二次世界大戦中も
MITという特殊部隊で働いていました。
ソルトレイクシティ(SLC)では
「日本人社会」が体良く壊されていくのを目の当たりにし
全力でその保護と保持のために働いてきた方です。
現在 「Japantown Street」としてある道も
そのエリアに懸命にのこされた日本人街の跡も
ジャッジの苦労なしにはあり得ませんでした。
 
 
私には
日系・日本人・アメリカ人の区別なく
皆をつなぎたい という夢があります。
 
 
私が 「専業主婦」の状態でジャッジと知り合えたのも
明日のごはんを心配せず 社会に関われるのも
有り難いとしかいいようがありません。
もちろん それ以外のご縁が 私を
日系アメリカ人社会に組み込んでいったのも
偶然なのですが 感謝することばかりです。
 
 
名もない一個人が社会にどれだけ関われるか
それはだれもなにも言えませんが
分かっているのは 誰もなにもしなかったら
変わる、ということは絶対ない ということだけです。
 
 
ジャッジの持ち続けている夢は
私のもつ夢の一部でもあり
知識も経験もない私の支えでもあります。


ソルトレイクエリアを訪れる方達に
こういう人達のおかげで 日本と繫がれているんだよ
ウェルカムしてもらえてるんだよ、と
知ってもらえたら嬉しいし
これから「そういうことを学べる場所」を ここに
つくりあげられたら良いなぁと思っています。