前記事の続きです。

 

 

まだいろいろ捜査も入っているでしょうし

航空会社はまず やることが山積でしょうから

本当のところが分かるのはまだ先のことでしょう。

 

振り替えられた乗り継ぎ便

2時間15分遅れで出発です。

その時の空。

 

これだけの大手がシステムトラブル、は

あちこちに影響します。

それなりにバックアップシステムも用意されていたでしょうし

バックアップがバックアップとして働くように

それこそ沢山のひとが原因も探し

今後の対応も始めているに違いないです。

それはもう専門家のお仕事なんで・・・

 

 

ただね。

空港内では聞こえなかったことが

外では沢山聞こえるんですよね。

どこの航空会社がトラブルが多いの少ないの。

自分(たち)の旅行が航空会社のせいで

台無しになっただの。

(批判してるひとと実際トラブルに巻き込まれたひとと

 一致してないってこともかなり変なんだとおもうけど)

 

夢みたいな光のカーテンがみえました。

 

 

表題の脆弱性は

会社だとかシステムだとかのよく言われる部分じゃなくて。

私達の社会のなかにある

悪者仕立てて誰かのせいにしたがるっていう

そういう 私達個人や社会のなかにある

大きな落とし穴に続く脆弱性。

 

昨日のこと始め、私達に起きる事なんてちっぽけだ、と

思ってしまう景色だったのです。

 

 

悪かった部分を反省するのは

会社やサービス提供側のMUSTです。

こういう部分を改善して欲しい

そういう提案や要望はわかるけど

「乗じて」悪者をつくりあげること、だとか

他と比較する、までは良いけれど

足りないと批判すること(そこは大きなお世話じゃない?)だとか

それは 個人にむけられたらひどい仕打ちなのに

どうして大きな団体だと何してもいい、みたいになるんだろう?

 

 

それは巡り巡って

自分が受ける言葉かもしれない。

 

月がずっと綺麗に見えてました。

 

 

それらは自分がサービス提供側になったときに

されたいことなんだろうか?

 

 

 

他人を批判するだけでは

なんにも進まない。

利便性の陰にはいつだってマニュアルに戻る可能性もあるって

そういう理解って必要なんじゃないんだろうか。

上手く行って当たり前 はサービス提供側の目指す所だけど

それに慣れる利用者ってどんなもんだろう?

 

月と飛行機の明かりと街明かり。

 

上手くいかないものを上手くいかせる努力が

今の世の中 至る所にある。

でもそれが狂い無く動くように

沢山の人が 一生懸命努力している。

すんなりスムーズに事が運ぶことを

日本人は当たり前にしすぎてはいないかな

殆ど時間の狂い無く走る電車に 感謝しないのは正しいかな

私達の常識は

世界では奇蹟かもしれない。

 

 

利便性に慣れたとき

私達の社会や個人の本当の脆弱性が

露見するもんだな と思ったんですよ。

 

 

 

もちろん自戒をこめて、なんですけどね。

 

 

今享受してる利便性の陰に

どんな人達の苦労があるかを知る事ができて

そんなときに奔走してくれたであろうひとたちの

時間と努力に感謝をできて

なかなかに濃い2日間(カレンダー上は1日だけど)だったのでした。