アナタの人生1区間伴走プロ
クレバーでチャーミングを目指す
 
たなかともこです。


実働部隊として動いてきているので
ファシリテーション、ということについて
書きたいと思います。


facilitate, 2つのグループや個人などの「うごき」「考え」などを
間に立って上手く橋渡し、連携させていくことですが、
Wiki先生には「原義」として

容易にすること、簡易化、助成、助長、を意味するfacilitateから転じて、エンカウンターグループの実施者としてファシリテーターという呼称が1950年頃より用いられてきた。2000年初頭より、対立しがちで合意形成や相互理解が妨げられがちなチーム・組織などの効果的・効率的運営をすることを指す言葉として、ファシリテーションと呼ばれる機能が紹介された。

で、現在これはもっと狭義に使われることが多く

ファシリテーションFacilitation)は、会議、ミーティング等の場で、発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入し、合意形成相互理解をサポートすることにより、組織や参加者の活性化、協働を促進させるリーダーの持つ能力の1つ。 コミュニケーションスキル以外にも、ルールが必要な場合の内容設定や補助、プログラムのデザイン、進め方や、さらに会議の場所や参加者の選択、日程のデザインなど、オーガナイザーやリーダーの機能を担う。 会議の場に限定される機能とするのは誤りであり、日常での組織コミュニケーション全般において、ファシリテーション技術は活用される。 また、課題を達成しようとするグループに対して公平な立場にたち、話し合いのグループ・プロセス(グループの状況)に介入してファシリテーションを行う者のことを、近年、ファシリテーター(Facilitator)と呼ぶ場合が出てきた。

ファシリテーターにはファシリテーション技術以前に、参加者または組織に対して良心に基づいた、達成イメージへの情熱と信念が必要とされる。



とね。


さらに「協会」と名のつくところになると
寄付を持ってこられるひとまでを仕事としてたり
(というかそっちがメインに読めるんだけど)


・・・やってることに「呼び名」は大事だけどね。


私自身は「コミュニティオーガナイゼーション」というのを実践で学んで
  ☆Community Organization  
  ・・・wiki先生に飛びます。オバマ首相も学んでるよね。

おおもとはファシリテーションだな?と思ってますが
(学者先生に言わせたら微妙に違うんだろうけど)


本当に多大な 細かいことに及ぶ「気遣い」が要求されます。



(だから欧米では大事って重宝されるんだ。
 でもね、日本の社会じゃ、当たり前だからね!)


ファシリテーターとして動く時
一番 ひとが気にするのは「対価」なんだなと 
ファシリテーションをお願いする立場
ファシリテーションを引き受ける立場
双方やってきてみて思います。


そうねぇ・・・これ、お金にしたら
スゴイ働きになるからね。
分かりますよ。
私は住んでいるところ、関わっている団体の関係で
国際間ファシリテーションを今度またやっているわけですが
冷静に考えても

「連絡をとるための語学力
「言葉のうらの 文化的思考癖を理解する力
「頻回の連絡を確実に中継する」
「各方面に自ら出向くなどして顔つなぎになる」
「一般のひと、いわゆる「高官」と呼ばれる人達の間に立つ
「さらにつなぎを確実にする人脈
そしてなにより
「自己の利益でやっていないと信じてもらえる人間性

が最低必要です。


ある会社で何かやろうとした時
これを全部 1部署もしくは誰かに任せますが
それがどんなに大変な事か
恐らく 多くの人は知っているでしょうし

知らなくても容易に
大変さは伝わるでしょう。


だから 外注できない。
「人脈をつかう」ということは
値段がつけられないので。



(アメリカで それを仕事にしている人を知ってます。
 そのひとの話も聞きました。
 ただ 私には相容れない話が多かった、それだけです)





実際のところ
ファシリテーションでお金を稼ごう、ってのは
欧米の考え方だなぁと心から思っています。
日本人には ある程度スタンダードな
「気遣い」「気を読む」って
ホントに特殊な強みだから。
あとから能力として磨くことはできても
やっぱり 強みで理解しているひととは
もう天と地の理解の差がある。
だって 社会が「普通に」要求していることなんだよ。


その前提をまず
日本人は知った方がいいんじゃないかな。
日本人は
ファシリテーションの天才がごろごろいる世界なのです。