直感といろいろな要素 2(ほぼ日コラムより)直感セミナーのための私個人の備忘録「ほぼ日コラム」抜粋。私も含め、この適当と直感の「線引き」が曖昧というのが主流みたいだと思っている。私個人はいま この適当を排除する訓練中。・・・っていうかそうしようとしてみて初めて自分がキモな会話に直感を使いまくっていることに気付いてびっくりした、っていうのがほんとか。もっと精度がほしいけどね。【身体とジャンル】直感がミスをする、という簡単なことが全然知られていないんですよね。「直感で決めました」の裏側にある、適当さ加減について書いています。そうそう、のっけから話がそれるけども直感と適当の違いをしっかり把握している人があまりにも少ない気がしてなりません。間違いなく直感と適当は違うし、ほとんどの人は適当なものまで直感としています。直感を自分の正当化の理由に使うのはとっても見苦しいのでやめてほしいなぁそういう場合は「直感的に選びました。間違っているかも」という謙虚な姿勢がほしいものです。直感は思考と同じで間違えます。思考は論理の筋道が通らないか、通っていても方向性の違いや誤差ミスなどで間違えることがあります。直感は直感を発揮できない条件がそろっていると間違えます。情報の不足。それから感情。プラスしてこれから書く身体の状態。そしてジャンルがあります。直感と適当の違いは簡単です。直感は「理由は説明できないがなぜか確信を持って答えはこうだといえるもの」のことです。論理的ではないこともよくある。理屈じゃ説明できないことも確かにあります。が、必ず正しい答えが導き出されるのが直感の特徴です。適当、はもう説明するまでもないかもしれないけども、たまに正しい答えが確率論的にヒットすることもあるけども、外すこともどちらともとれないこともよくあることです。直感であるか、適当であるかは、答えが客観的に見ても高確率で正確に当たっているかどうかによります。ということは、自分で検証しなければ直感がうまく使えているかどうかは未知数だということです。適当の可能性超あるしーってことです。答え合わせなどできないジャンルや分野・・・・たとえば「ホメオパシーは本当に効くのか?」というようなことも情報を取り、感情的にではなく事実を基準にして直感的答えと情報的答えの整合性があるかを観察と検証によって知っていくことができます(理屈上は)。で、話を戻して直感がうまく機能しない場合なのだけどまず、不健康であれば直感力は鈍ります。あたりまえですね。病気になれば運動機能も思考判断力も全て下がります。調子の悪いときに買ったパワーストーンが、後から検証すると悪い石ばっかだった・・・なんてことはよくあります。風邪でも這いつくばって行って、完成させた仕事は、後から聞くと文句タラタラだったなんてことはよくあります。健康第一です。もうひとつが、ジャンルを間違っていると直感は働かないばかりか間違った答えを導くこともあります。例えば、人のネガティブな感情に敏感に気がつくことができる直感力のある人は、今度の休日に、どこの国に海外旅行に行けば最もハッピーなのか?ということを直感で選べなかったりします。ほとんどの人にとって直感は傾向特性・・・活躍できるジャンルがあるものです。例えばマルコム・グラッドウェルの著書「第一感」には、テニスの試合でサーブを打つ前からダブルフォルトになることが分かる人の話が出てきます。その人はテニスの試合のダブルフォルトが直感的に分かるとしても、詐欺的儲け話の真偽が直感的に分かるわけではありません。人には直感の得意なジャンルがあって、そのジャンルを外れた直感はたちまちのうちに適当になります。情報不足、感情優位、身体の不健康、ジャンル外れなどによって、直感は答えを外す可能性が高まります。ここをうまく理解していなければ、直感であれば何でも正解である的適当さに流されることになります。 松原靖樹