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9月7日はÖsterreichische Akademie der Wissenschaftenで倫理協会主催のイヴェントがあり、私はヨハンネス・フーバー先生の講演のあとに、モーツァルトのアダージョをテレーザちゃんの伴奏で演奏させていただきました。

ここの会場は、格調高いアカデミックな場所で、華やかでゴージャスな会場で弾くのは始めてです。
今はリング沿いにある大学をウィーン大学とよんでいますが、もとは、この場所がウィーン大学でした。

特別な会場であることと、いろいろなお客様がいらっしゃること、そして講演が続いた後に演奏、といういつもと違う雰囲気の演奏の場でしたから、オーガナイズから何から何まで気を配る事が沢山あり、そちらの方に緊張でしたから、舞台に上がったときが一番ホッとしました。

この日は、お家まで来て下さる美容師さん、パスカル・サドラーさんにヘアスタイリングをお願いしました。
http://www.le-salon-mobile.at
フォトギャラリーに、今まで彼女が仕上げたヘアスタイルの写真を見られます♪

ドレスもヘアもおかげさまで好評でした♪

モーツァルトのアダージョも、イヴェントの最後には、優雅で優しい作品ですから、良い雰囲気が合っていたようで喜んでいただけました♪

舞台で思った事は、エドウィン・フィッシャーの次の言葉。

「・・・モーツァルトがまだ幼い子供の頃、王侯や侯妃たちの御前演奏でおほめにあずかり、ご褒美を頂戴したとき、彼がおずおずと小声で、「あなたは音楽だけでなくて、わたしをも愛してくださいますか?うんとうんと愛してくださいますか」と訪ねたという事を、あるモーツァルトについての物語りの中で聞いたときに、わたくしはこの話から、彼の様式に関して書かれた数巻の書物からよりもいっそう多くのものを会得した。」

モーツァルトについて語る彼の文章は、なんと魅力的なのでしょう!彼の奏でる音楽もあたたかく、フレンドリーなのですが,その中心にはこういう捉え方をする感性があるのだと納得出来ます。
これを初めて読んだとき、私はどれだけ嬉しかった事か・・・!
モーツァルトの微笑みの音楽は、彼の愛情表現。
私はモーツァルトの音楽に限らず、愛をどれだけ感じるかで、曲に対する親しみ度が変わって来るのですが、このフィッシャーのモーツァルトの紹介文は、モーツァルトを抱きしめたくなる,愛おしくなる,ますます大好きになる、素敵な文章だと思います♡

モーツァルトの愛される喜びをアダージョに感じ、演奏出来る幸せに感謝でした。

ちなみにこの作品は、数年前、ウィーン国立歌劇場で上演されたバレエ「お気に召すまま」の結婚式のシーンで用いられ、それはそれは素敵なバレエのシーンで、演奏されたのはウィーンフィルのコンマスのホーネックさんでしたが、彼の素晴らしい音色と音楽に感激したものでした。それで弾きたくなったのがきっかけです。
カデンツァはモーツァルトのオリジナルはなく、パウル・バドゥラ=スコダ先生が作曲された素敵なカデンツァを私は弾いています。

そのうちに、倫理協会のホームページで公開されると思いますので、またご紹介させていただきます♪