
昨日から私の大事な仕事が始まりましたが、集中力も体力もすべて100パーセント注ぎ込まないといけないものですが、夜に、大事なお師匠様、エーリッヒ・ヘーバルト先生のカルテットのコンサートがコンチェルトハウスでありました。これは「インスピレーションをいただけるもの」カテゴリーできっと自分の演奏にもプラスになる事間違いなしですから、がんばって行く事にいたしました。
なんといっても、この日のメインは後半のシューベルトのクインテット。
私の一番好きな曲の一つであるこの作品を、先生の演奏で聴けるのは最高に幸せなこと。
先生のウィーン弦楽六重奏時代のCDを私はもっていますが、これはお宝の一枚。最高の演奏の一枚だと思います。
そして過去に、二度、この曲をコンサートで先生の演奏で聴いたことがあるのですが、それはそれは至福の時間でした。
この日のチェロも、ミクロシュ・ペレニー。
前半のモーツァルトも素晴らしかったけれど、シューベルトはもう、本当に、ああ、行って良かった!!!と思える感動的な演奏でした。
演奏により、作品に生命を与えるのが我々演奏家の使命ですが、文字通り、そこにシューベルトの精神が、魂がよみがえる、芸術という永遠の生命をこの世で味割ることができる、最高な演奏でした。
シューベルトは・・・さぞ天国で喜んでいる事でしょう!
シューベルトの亡くなる年に作曲されたこのクインテットは、変ロ長調の最後のピアノソナタもそうですが、シューベルトの心の奥深くをのぞくことができる、そしてまた、生と死を考えさせられる作品です。
今は長くこの曲について時間がありませんが、昨日も演奏を聴きながら、いろいろな思いを巡らせておりました。
急遽、一緒にくることになったアリーナちゃんも大満足してくれ、二人で幸せな時間を分かち合う事ができて、嬉しかったです!
あれだけの名演ですから、コンチェルトハウスのモーツァルトザールは熱いブラヴォーと拍手につつまれ、そこに来ていた人皆が、特別な幸せな時間を共有出来た事も大きな贈り物でした。
終演後、楽屋にも沢山の人が訪れ、ヴィクトリア・ムローヴァさんもきていました。
充実した素敵な笑顔で先生は、私が訪れた事を喜んで下さいました。沢山の方がいらしたので、本の一言ご挨拶して失礼しましたが、今夜、先生に改めてお電話差し上げて、お礼を申し上げたいと思います。
私は、私のバッハの仕上げに集中します!