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今、チャイコフスキーの協奏曲と平行して、モーツァルトの第五番の協奏曲も再び取り出して見ているのですが、私がモーツァルトを弾く時、思い出すのがスコダ先生が3年前にお話しされた、この言葉です。

去年の二月のブログで記事にしたものなのですが、とても素晴らしいので再度ご紹介させていただきます。




    最近聖人へと高められたマザー・テレサは、すばらしい言葉を残しています。今日の
    私たちに関係があるとおもわれる5つを引用させてください。
    
       一番大事な日は?             今日この日
       人生最大の力は?             信じること
       もっとも大切は事は?           愛
       最大の神秘は?              死
       そのほかにそれに匹敵する神秘があるか?  生命 
   
    私はこの言葉を知らないままに、まさにそういうことによって人生を導かれてきました。
    特に最も大事な作曲家モーツァルトとシューベルトを弾くときに私を導いてくれたのは、
    こういう力です。それに内面的な力をさせる大きな巌のような存在、J.S.バッハを
    加えましょう。
    
    モーツァルトを弾くとき、私の心は踊ります。この年になっても老いを感じないで、若
    い力を信じていけるのはこの喜びのおかげです。
    モーツァルトの音楽は心を癒します。疲れた心をハーモニーで満たし、荒々しい人にも
    慰めをもたらせます。
    悲しいとき、さびしいときに一緒に泣いてくれる音楽です。嬉しいときに一緒に笑って
    くれる音楽です。そして私たちの心が喜びに溢れるときモーツァルトの音楽は、しあわ
    せに響くのです。

       (2006.10.22. 大阪にて。パウル・バドゥラ=スコダ)