
木曜日の夕方は、ウィーンのパレ・キューヴェンヒュラーでコンサートでした。
題して、「子供のためのコンサート」。
私が4月4日に日本で弾くコンサートの後半のプログラムをジルケさんの前で弾いた時、「とても良い案が浮かんだわ!このルーマニア舞曲と、ルーマニア民謡と、一緒にできないかしら!」と彼女が思いついたのがきっかけで、子供にも楽しめる「ヴァイオリン/クラシック音楽の夕べ」を企画してくださいました。
私のプログラムは、大人でも、子供でも、万人に楽しんでいただける曲で構成してあります。
今回は、そこにルーマニア民謡を子供にも分かりやすくインゲさんが書き換えて、演劇的要素も含めた素晴らしい朗読をしてくださることになりました。
ピアノ伴奏は、水野真紀ちゃんです。桐朋のかわいらしい後輩です♪
始めに、私はタイスの瞑想曲を演奏。
大人も子供も、この美しい甘い旋律にうっとり。溜め息のまじった拍手でした。
大人も子供も、この美しい甘い旋律にうっとり。溜め息のまじった拍手でした。
そして、本日の前半のハイライト、初の試みのお話とバルトークの音楽でインゲさんが舞台に登場しました。
元・ウィーン国立歌劇場で合唱でも歌い、時には日本公演でアリアドネのツェルビネッタも歌ったという彼女、さすが風格もあり、話慣れていて、彼女の語り口に会場の全員はたちまち引き込まれてしまいました。

「さあ、みなさん、子供たち。これからルーマニアの民謡をお話ししましょう!みんな、物語りの始まりは知っているわね?!昔々・・・」
子供たちは声を揃えて「あるところに!」
インゲさんはにっこりと「そう!そう始まるのよ!そのあるところに貧しい家族がいて・・・」
ヘンゼルとグレーテルのような物語りなのですが、私も、舞台の上にある椅子に出番まで座って、彼女のお話を夢中になって聞いていました。

子供たちは真剣に聴き入り、時々彼女のおもしろい声の演技に笑ったり、ドキドキしたり・・・それはそれはお見事な演出でした!
「その男の子は、沢山ご馳走を食べて眠りました。その夢の中で彼は、故郷の踊りの夢を見たのです・・・」そこで、ルーマニア舞曲の第一曲目を私が演奏しました。
そのあとも、さらにインゲさんはお話を魅力的に話し、音楽もその間に挿入させ、終わった時には皆さん、ブラヴォー!と盛大な拍手をくださいました。
私たちも、とっても嬉しくて!
楽屋に行き、うまくいったことをインゲさんと真紀ちゃんとともに、素直に喜び合いました。
休憩後は、ロンカプとツィゴイネルワイゼンでした!
この続きもお楽しみに♪♪