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(写真はマリア・シュトラッケさんの絵)

昔はあれだけ嫌であったバッハのパルティータ第三番。

第三番のソナタのあとは、このパルティータを掘り下げようと思い、今日より平行して真面目に弾き始めました。

この曲はデュッセルドルフにいたころ、小学校5年生頃に与えられた曲でした。

お城で行われたガイザー先生の講習会で見ていただいた記憶がしっかり残っており・・・といいますのは、まだ子供だった私はある日本人のお姉様に同室していただいて、その講習会に参加しておりました。

私は昔からものすごくテンションの高い子供でしたから、相当ご迷惑をかけたのだと想像出来ます。

私がそのお姉様に「この曲って(第一曲目)ずーーーっと16分音符でしっつこいね!」と言いましたら「ほんとね~!朋子ちゃんみたい!」と言われてしまいました。

よーっぽど私はうるさかったのでしょうね~!
良く我慢して同じお部屋にいてくださったと思います。

当時は(も?)エレガントとはほど遠い性格でしたが、一応、子供なりにその言葉は「がーん!」と思いまして、いまだに「この曲はあの頃、あそこで、あの人にああいわれた」という記憶で残っています。

まあ、どこもかしもこ、キコキコ一生懸命、ただただ16分音符を弾いていたので、しつこいとしか思えなかったのでしょう(笑)!

そして初めて始めたバッハの無伴奏シリーズだったので、どうも「子供っぽい」という偏見が無意識の中にあり・・・全6曲の中であまり好きになれない曲でした。(←弾くのが☆)

中学生になって石井先生に習うようになってからも、再度やることになった曲で、そのときも苦手でした。(←弾くのが☆)

でも、この曲も・・・大人になった今、弾いてみると、スゴく楽しくて、華やかで、展開もワクワクしますし、大事なのはハーモニーの変化をしっかりとらえて、呼吸することです。

そうなのです。
そうすると、魔法のように音楽的で素晴らしく美しく、万華鏡のように変化の富んだ魅力的な曲に変身するです。(←私の中の最終的に弾きたいイメージのことです☆)

「脱・しつこいプレリュード!」目指して顔晴ります!

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パルティータは当時の舞曲のスタイルで書かれたもので、踊りの性格を把握し、そのリズムがとても重要となります。

踊りの「お」の字も分かっていない私にとって、このガヴォットだの、メヌエットだの、ブーレだの、というものは「は?!」というものでして、当然奏でる音楽も、リズムの生きていない、どた、ばた、というものでした。特にルールなんて大嫌いでした。

今日弾いてみて・・・どうでしょう?

昨晩のバルの効果でしょうか????

それなりに、踊りらしく弾き分けている(正確には弾き分けようとしている)自分を感じました。

きっとヘーバルト先生にそのうちにレッスンしていただくことになると思いますが、そうなるとまたカルチャーショックを感じて「出直してきます!」と思うのでしょうけれど、少なくとも大昔とは違う風に感じられるようになったことは、「脱・好きじゃない曲(正確には「弾くのが好きじゃない曲」)」のサインとして嬉しく思いました♪

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追記

なお、このプレリュードは、レ・ミゼさんのブログでミルシュタインのヴァイオリン演奏で聴けます♪
http://blogs.yahoo.co.jp/two_four_six_o_one/28806681.html