
沢山のお客さまが、広いサロンにぎっしり。
まず始めに、ベートーヴェンの春を弾きました。
私のウィーンのお母さんEさんもいらしていましたから,彼女の反応は私にとって「どきどき」なのです。彼女が満足そうなお顔をしてくだされば,「あ、よかったみたい!」とほっとして、あまり感心しないお顔の場合は「あああああ!」と落ち込まなくてはなりません(笑)。
「「春」は、ベートーヴェンらしい演奏だったわ」とおっしゃってくださり、まずはほっとしました。
次に,マーシャさんのソロ。同じくベートーヴェンの「悲愴」ソナタです。
思い入れたっぷりと始まるこの曲を、実に情熱込めて演奏されていました。第二楽章の歌も素敵でしたし,第三楽章も、熱演でした。
2週間、休暇で全くピアノを弾けず、昨日初めて弾き始めた人とは思えませんでした。(もとから、このコンサートは他のピアニストと計画されたのですが,どうしても都合が悪くなり、彼女がその条件でもよいのなら、と引き受けてくださったのでした)
休憩は長くて,広いお庭でビュッフェです。
私は演奏に集中したいので,食べ損ねました(涙)。
さて、休憩後は私のバッハです。
パルティータ第二番から,アルマンドとシャコンヌ。
いろいろな思い出があるぶん、弾いていても「これは私の人生とともに歩む曲なのだ」と思います。
思い入れが特に強い曲です。
そして、シューベルトのソナタ。
この曲は繊細な曲なだけに,コンサートで弾く難しさを感じます。
アンコールにカルメンをハバネラまで,そして「春」の第三楽章を弾きました。
カルメンは、先日レッスンを受けたばかりですし,その場の盛り上がった雰囲気と熱気で,インスピレーションを受けて,楽しく熱く演奏ができました。
ウィーンのお父さんFさんが「トモコ~~~!きみは炎をもった人だねえ~~!危険だ~~~!」と笑いながら私の手にキスをしてくださいました。
Fさんは、80歳になられたばかりですが,とてもハンサムで優しくて、ものすごくジェントルマンなんです。大好きです♪
Eさんは、「シャコンヌは多少弓など(おそらく重音?ぎくり。)が荒かったけれど、今まであなたのを聴いてきた中で、一番良かったわ。とってもよかったわ。そして、シューベルトも、去年聴いたイ短調ソナタの時よりも,熟して来たと思うわ。カルメンも、前回弾いてくれた時よりもずっと良くなっていたわよ!」とおっしゃってくださいました。
前回、彼女には「トモコ、一緒にハンガリーに行って,ジプシー音楽を聴いてきましょうか。それが必要だわ!」とおっしゃったのでした。
間にレッスンを2度,2人の先生に見ていただいたのが良かったみたいです。
レッスンは大事ですね☆
終わったあとは、デザートビュッフェ。
おいしーいチョコレートケーキと,グーゲルフップを頂きました♪
今回は、演奏専念で写真を沢山撮れませんでしたが,マーシャさんとだけ、撮りました☆
明日は一日荷造りで、いよいよ日本へ出発です!