今日はウィーン国立歌劇場で、バレエの「オネーギン」の公演でした。

チャイコフスキーのオペラをオーケストラ用に編曲した音楽での、バレエです。

クラシックな優美な舞台に、素敵な衣装に、優雅な美しい踊りで、うっとりと感動しました。

タチアナのオネーギンへの恋の芽生え、恋する気持ち、切ない気持ち、オネーギンに受け容れてもらえず、彼にあてた手紙を目の前で破かれ、ひどい形で気持ちを断られた悲しみ、そしてレンスキーとオネーギンの決闘。
親友を殺してしまったオネーギンはその地を去ります。

そして数年後、人妻となったタチアナに、戻ってきたオネーギンが恋をします。

しかし時は遅し。

タチアナはオネーギンに、昔の自分がやられたように、彼からの手紙を目の前で破いて出て行くように命じます。

昔の彼への気持ちは思い出すのですが、その間の自分の苦しみ、屈辱、それを乗り越えて今の夫との幸せな生活・・・そこへ彼が愛を求める。強い意志で追い出しますが、追い出した後の彼女の苦しみを思い出した苦悩と、それを断ち切って幕が下りる最後に見せた真剣な厳しい表情が印象的でした。

それにしてもオネーギンはなんと自分勝手な男でしょう・・・

タチアナは、気持ちを振り回されて、乱されて、可哀想で気の毒で・・・じわっと涙がうかんできました。私は女性なので、女性の味方・・・!