


クセニアさんが前日に焼いたおいしいパンを頂きました。(食べることに夢中で撮影することを忘れました)
自家製のジャムとホルンダーのシロップ・・・手作りの贅沢な食卓です。
私がお持ちしたマインルのココアも皆で頂きました。美味しかったです!
朝食の後は、11時におじいさまとおばあさまのお住まいの2階へ行き、音楽サロンで私のヴァイオリン・コンサートをいたしました。
クセニアさんのおばあさまは、とてもお上品な素敵な方です。声楽家でいらっしゃって、「昔、カラヤンの舞台で歌ったわ・・・」と、嬉しそうにお話ししてくださいました。ヴァイオリンも弾かれたのだそうです。
バッハのパルティータ第二番を演奏し、さらに続けてクライスラーの「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロズマリン」を演奏いたしました。
クライスラーのこの魅力的な作品を、喜びを持って演奏を出来るようになれたのも・・・ウィーンの魔法でしょうか。
「愛の喜び」はうっとりとした甘さと、ウィーン的なユーモアを持った楽しさを感じ、「愛の悲しみ」は切なさを伴った甘さで、私の心にはしんみりとそのメロディが沁み入ります。「美しきロズマリン」・・・可愛らしさとユーモアを持ち合わせた喜びあふれる音楽に、心はふたたび愉快に元気になります。
ベーゼンドルファーの100年は経っている古いグランドピアノもあり、そのピアノはクセニアさんのひいおばあさまの弾いていらしたピアノだったそうです。
ただ、もう誰も弾かないので、半音低くなっていて、私はバッハのパルティータ第一番を演奏したかったのですが、あいにく移調するという、そういった能力はゼロなので途中で断念しました。
そのかわり、シューベルトの即興曲D899の4を演奏しました。この曲の方が、鍵盤を指が覚えていてくれているので、まだ弾きやすかったです。
おばあさまは、目を輝かせて喜んでくださり、「またヴァイオリンを持って、遊びにきてくださいね」とおっしゃってくださいました。
次回お邪魔させていただく時は、おばあさまのためにドレスを着て演奏しましょう、と思いました。
その後は、おばあさまのところで、マリアさんの手早く見事に作り上げたお料理をみんなで美味しく頂きました。ケルンテン名物の干しぶどうの入ったグーゲルフップにオレンジクリームのデザートまでいただき、至れり尽くせりでした。
本当はもうすこし滞在したかったのですが、子供たちの学校が月曜から始まるので、またの機会を楽しみにウィーンへもどりました。
楽しい時間を、感謝でした。