






昔はここを馬に乗って通ったり、馬車が通れる幅に作ってあるので、お姫様は馬車にお乗りになったのでしょう。
歴史の中の暮らしを思うと、いろいろなファンタジーがわいてきます。
城跡は本当に城壁だけで、ロマンチックでもなんでもありませんでしたが、クセニアさんに建物の構造の説明を受け、なかなか面白く見学できました。中でも、塀の厚さが2メートル以上もあるのはすごいことです。
窓やドアのところは、石がアーチの形に積み重ねられており、昔の人の技術のすごさを思います。
階を作るために、石の壁には丸い穴があいています。そこに木を通し、その上に板をのせて1階、2階、と作っていったのでした。
今はもう荒れ果てて、外壁しか残っていませんが、当時は王様たちはどのような空間に住んでいたのでしょう・・・!
年月とともに廃墟は自然の中に埋もれてゆき、木が石の城壁の上や横から生えているのにも驚きました。こういった自然に生えた木や草が、石の間に根を張り、建物を壊していったのでしょう。
自然の力にはかないません。
眠りの森の美女のお城も100年の眠りについた時は、さぞ大変なことになっていたのだろうと、想像しました。
そんな様々な思いを抱きながら、小鳥のさえずりを聞き、若葉も力強い緑になった森を歩いてクセニアさんのお城に帰りました。
家のそばの草原に生えているリンゴの木には、お花が可愛く咲きかけていました。そのふんわりした可愛らしいこと!おいしいリンゴがなること、間違いなしです。
その近くにいるだけで、リンゴだけでなく、梨やプルーンのお花の甘い香りも一緒になって、私たちを包み込んでくれました。
それは、幸せなを感じるひとときでした。