先ほどご紹介しました片山敏彦の「雲の旅」というエッセイ集。これは「片山敏彦著作集」全十巻のなかの、第八巻です。
片山敏彦とは、新潮社の「ハイネ詩集」の訳者として初めて読んだのが出会いでした。そのあと、ロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」(みすず書房)を彼の訳で読むようにと夫が薦め、ロランの言葉が、精神が、魂の奥深くまで響く文章でえらく感激し、それからこの著作集を読むようになりました。芸術論やエッセイは音楽に限らず、文学、美術と、その研ぎ澄まされた清らかな感性でとても素敵に書かれてあります。
特に美術などは、私の「参考書」でした。フラ・アンジェリコの「楽奏の天使」や「受胎告知」をみたくてフィレンツェまで行ったり、パリのルーヴルで彼が見た絵を私も見たくて出かけたり・・・!
さらに、スイスのレマン湖のほとり、ヴィルヌーヴという街にロランは暮らしていた時期があり、そこへ片山敏彦はロランを訪ねに行ったので、私もそこへ訪れてみました。そうそう、そのときは綾子ちゃんもシオンに住んでいたので、綾子ちゃんと一緒に行ったのでした。
今はロランとは全く関係ない人が住んでいますが、私がロマン・ロランを尊敬していて大好きなのだ、とお話したら、「どうぞ、お家の中に入ってくださってかまいませんよ」とご親切な方で、何枚かお写真も撮らせていただきました。
そこの家にはマハトマ・ガンジーもロランを訪ねに来たのでした。
話は「ジャン・クリストフ」に戻りますが、これはクリストフという音楽家の一生をベートーヴェンをモデルに書き上げられたものですが、はまりやすい私は「ジャン・クリストフは私!」と、主人公の気持ちと一体になって燃えて読みました。
その中の言葉・・・
「幸福とは魂の香りであり、歌う心の調和である」
なんて音楽的な素敵な言葉でしょう!!
この一文を読むだけで、私はとても幸せに満ちた気持ちになるのです。
もう100年も前に書かれた小説なのですが、これも私たち人間の文化財、大切な精神の財産だと思います。
片山敏彦とは、新潮社の「ハイネ詩集」の訳者として初めて読んだのが出会いでした。そのあと、ロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」(みすず書房)を彼の訳で読むようにと夫が薦め、ロランの言葉が、精神が、魂の奥深くまで響く文章でえらく感激し、それからこの著作集を読むようになりました。芸術論やエッセイは音楽に限らず、文学、美術と、その研ぎ澄まされた清らかな感性でとても素敵に書かれてあります。
特に美術などは、私の「参考書」でした。フラ・アンジェリコの「楽奏の天使」や「受胎告知」をみたくてフィレンツェまで行ったり、パリのルーヴルで彼が見た絵を私も見たくて出かけたり・・・!
さらに、スイスのレマン湖のほとり、ヴィルヌーヴという街にロランは暮らしていた時期があり、そこへ片山敏彦はロランを訪ねに行ったので、私もそこへ訪れてみました。そうそう、そのときは綾子ちゃんもシオンに住んでいたので、綾子ちゃんと一緒に行ったのでした。
今はロランとは全く関係ない人が住んでいますが、私がロマン・ロランを尊敬していて大好きなのだ、とお話したら、「どうぞ、お家の中に入ってくださってかまいませんよ」とご親切な方で、何枚かお写真も撮らせていただきました。
そこの家にはマハトマ・ガンジーもロランを訪ねに来たのでした。
話は「ジャン・クリストフ」に戻りますが、これはクリストフという音楽家の一生をベートーヴェンをモデルに書き上げられたものですが、はまりやすい私は「ジャン・クリストフは私!」と、主人公の気持ちと一体になって燃えて読みました。
その中の言葉・・・
「幸福とは魂の香りであり、歌う心の調和である」
なんて音楽的な素敵な言葉でしょう!!
この一文を読むだけで、私はとても幸せに満ちた気持ちになるのです。
もう100年も前に書かれた小説なのですが、これも私たち人間の文化財、大切な精神の財産だと思います。