朝TVを見ていたら『目黒不動尊』の
紹介番組があり、名前は聞いていたけど
未だ行った事がなかったので急遽
思い立って行ってみる事にしました。
前もってどう行くかリサーチ
山手線で恵比寿から目黒駅へ
ここで東急電鉄に乗り換えて
一つ目が不動前であっという間に
着きました。
因みに東急電鉄に乗ったのは
初めてかも知れません。
駅から住宅街を歩いて約15分位でしょうか？
目黒不動尊（龍泉寺）が見えてきました。
通常神社仏閣の前は参道があって
商店街があるはずなのですが
ここにはありませんでした。
目黒不動尊は、正式名称を「瀧泉寺」と言い、
天台宗のお寺で、開創は平安時代の初期と古く
歴史あるお寺です。
江戸時代には、徳川将軍家代々の祈願所となり
三代将軍家光公が特に深く信仰し、
広大な敷地にお堂や塔を建立しました。
その姿形からの豪華さから「目黒御殿」とまで
呼ばれるほど大きく発展しました。
又日本三大不動の中で関東で
最も古い不動霊場の一つ。
九州の「厄除け開運不動明王」
成田の「成田山不動明王」と並び、
「日本三大不動」と称されています。
山門にはちょっと怖い顔の仁王像が力強く
参拝者を迎えてくれます。
境内に入ると直ぐに龍の形の手水舎が有り
参拝の前に手を洗います。
余談ですがYouTubeでこの様な
手水舎で手や足、頭迄洗っている
某宗教の方々がいたのには驚きました。
もしそんな場に出会ったら絶対日本の
しきたりを教えて欲しいです。
境内に足を踏み入れると、歴史を感じさせる
建物や自然が広がっています。
又境内にはもう既に新春の初詣の幕が
張って準備が整ってました。
多分大晦日やお正月には大勢の人が
祈願に来るのでしょうね〜
本堂に行く前にある水かけ不動明王
参拝者が水をかけて願掛けをします。
丁度誰も居なかったのでこちらの柄杓で
何度も水を掛けて願掛けしちゃいました。
その奥にも龍の頭があり水が池に
注ぎ込まれています。
男坂と言う階段を登り上に行くと
本堂が有ります。
階段を登り切った所に又階段が有り
結構良い運動になります。
本堂を一回りして後側に行くと
一際大きな仏像の大日如来座像が
ありました。
仏像を見ていたら心洗われる感じがしたのは
やはり日本人だからでしょうか〜
そしていつも不思議に思うのは
お寺の境内なのに何故か神社の鳥居が
あるんですよね。
アメリカ人の旦那様に聞かれて
いつも返答に困っていました。
小さい頃から慣れ親しんできたので
不思議に思わなかったけど考えてみれば
二つの宗教が同じ敷地内にあるなんて
キリスト教内にイスラム教がある様なもの
当然不思議に思いますよね。
それでどうしてなのかAIに聞いてみました〜
それは元々日本独特の宗教史に関係しており
『神仏習合』の名残だそうです。
神仏習合とは、日本では長い間
神道（神社）仏教（お寺）をはっきり分けず
神は仏が姿を変えて現れた存在と
考えられて来ました。
その為お寺の境内には神社があり、
神社の境内内は御堂があり
鳥居、狛犬仏像が同じ場所に
あると行った光景が明治時代以前は
普通だったそうです。
へ〜、知らなかったです。
いや早とてもお勉強になりました。
AIに聞くと何でも答えてくれるので
私の良き先生です。
境内の木々も紅葉して綺麗です。
再度本堂から少し離れた場所には延命地蔵が〜
紅葉した木々と赤い縁取りの建物が
絵になります。
来る際に気が付かなかったけど
恵比寿像もありました。
正に神仏習合の名残ですね。
境内からちょっと外れた場所にも
朱色の鳥居と神社がありました。
そしてさて「どう帰ろうか？」と思っていたら
目の前に目黒不動尊のバス停があり
バスに乗れば恵比寿駅まで行くじゃないですか〜
そして初めて？いや、2回目かしら？
バスに乗って恵比寿駅へと行ったのでした。
バスって是迄殆ど乗った事なかったけど
観光気分で座っているだけで目的地に
着いてしまうなんて本当に楽ちんだわ。
今日は日本の神社仏閣を知りえたのと
交通機関の素晴らしさを
再確認した日でもありました。
只残念だったのは折角御朱印帳を
持っていったのに境内には何方も
いなくて御朱印もらえませんでした〜
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