この日は時々雨が降る旅行者には迷惑な天気でしたが、その合間をぬってプエルトリコの世界遺産にも指定されている古い要塞『エルモロ』を見学に行きました。
周りを海に囲まれた当時のスペイン人が、海賊や外敵からの侵入を防ぐ為に作った、５００年もの歴史を有する要塞です。
その手前には真っ白く浮き上がった墓地が有りました。
青い海と対比してとても綺麗な光景でしたが、お天気が良かったらもっと楽しめたかも知れません。
こちらがエルモロ要塞のエントランスで、プエルトリコ一の観光名所として、今も毎日たくさんの人が訪れています。
この要塞１５３９年に建築がはじまり、２００年以上の歳月をかけて増築、完成したのは壁の厚さ６メートル、高さは海面から４４メートルの重厚な砦となりました。
要塞内に入るとスペン様式のメイン・プラザがありあり、上には３本の旗がはためいています。
プラザの周りにはアーチ型の子部屋が有り、事務所や食料、弾薬庫として
使われていました。
この要塞は６層建てになっており、下に下りるにはこの急勾配のスロープを下がります。
その昔このスロープを利用して重い大砲等を、上げ下げしたのでしょうね。
ここからの眺め、晴れた日にはきっと素晴らしい眺めに、違い有りません。
でもこの時、急に雨が降って来て、残念ながら海を見渡す事は出来ませんでした。
それでも気にせず雨に打たれている、観光客の方もいました。
こちらは要塞に有る灯台で、１８４５年にスペインによって建てられました。後に数回の改修を経て、現在の灯台はアメリカによって建て直されました。
写真の後ろの丸い屋根が有る建物は、アートスクールです。
丁度同じホテルに宿泊中のカップルと遭遇し、ツーショットを撮ってもらいました。
ここへ来るには、フリーで観光名所を廻るこのトロリーバスが利用出来ます。
私達は丸半日歩き回ったので、ジムに行かずともかなりの運動になったかも知れません。
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