前回の話しの続きです。
そしてついに弁護士事務所を訪れる日が来ます。
両親には
「退去専門の弁護士事務所に電話して話しを聞いた。費用の面も含めて理解はしたけど、念の為話しを一緒に聞いて欲しい」
とお願いし、日程を調整。
平日の午後13:00のアポイントだったので
仕事は半休を取りました。
電話相談の印象が良かったので
特に緊張や不安はありません。
受付の方に案内された部屋は、明るく、広い相談室。
弁護士と事務担当の男性2人が入室し
挨拶を済ませた後、本題に入ります。
まず最初に確認をされたのは
•家賃滞納がないか
•契約違反はしていないか(単身住まいなのに他の人が住んでいないか。ペットがいないか。営利目的の商売をしていないか 等)
これらの事項に該当すると
こちらには不利になるからです。
そして私からは起きた事件(敢えて事件とします)を
詳細に説明。
一通り、話しを聞いた弁護士からは
・不動産会社の対応は暴力的
・普通契約の借主は、借地借家法という法律があって守られる
・退去依頼を拒否することは出来るが、今後住みづらくなる可能性がある。そこを見据えて交渉を進める必要はある。
また、調べてもらったら
当悪質不動産会社は、過去に何度か依頼を受けて交渉した相手会社だそうです。
・・・つまり、常習犯ということですね。
常習化した手口でこれまでに何人もの人たちを困らせて来たのでしょう。
(許せん)
良い方に捉えれば、「弁護士事務所との交渉に慣れている分、スムーズにことが進みやすい」ということです。
同席している父が、娘(私)の身の危険を案じていて
「自宅を知られているので、何か危害を加えてくるようなことがあった時の為に対策出来ることはないか」と聞いていました。
記録に残るような”メール”というツールで脅してくる位の会社なので、絶対ないとも言い切れないです。
「その時は警察へ相談してください。見回りを強化してもらうことも出来ると思うので。」と言っていました。
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一通り弁護士との話しが終了した後は
事務担当の男性とバトンタッチをし、依頼締結後の流れと費用について細かく説明がありました。
特に費用の話しは、しっかり理解する必要があったので、何度も確認。
自宅で契約書を読んでから送付することとして退所。
そして私は、弁護士事務所の雰囲気、費用面、弁護士や事務担当、全てに於いて納得したので
申し込みを決意。
持ち帰って来た書類の記入を始めました。