日本知育玩具協会・知育玩具マイスター/認定講師の船越智子です。

梅雨の時期になりました。

雨降る日が多く日常生活としては洗濯に困るなぁ〜と思う時期ですが、開く傘は花のようでもあり、紫陽花が色付き、晴れ間の虹も美しい季節です。

こんな時期に見つめる本が、我が家にはあります。
それは、小学生(高学年)の我が子が園児だった頃によく読んだ、福音館書店のかがくのとも絵本の「ふえたふえた」です。

雨の日に開くたくさんの傘の表紙からとてもカラフルな、印象的な絵本です。タイトルの「ふえたふえた」の言葉が何度も出てくる、リズムのある文も楽しいです。

今では、我が子はこの本に対し「ちょっと幼稚くさいよね〜」と呟きつつも、未だに本棚にとても大切に保管しています。

そして、雨の降る時期になると時折出して音読し、絵をじっと見つめては、絵本の世界を堪能しています。心に残る大切な絵本の一つなのでしょう。

さて、お子さんの心に残る一冊は、すぐ手に取ることができる場所にありますか?

親目線でこれはもう幼稚かな…と思っても、勝手に処分しないで、お子さんに必ず尋ねてくださいね。

お子さんにとって、かけがえのない一冊かも知れませんから。

via Tomoko Funakoshi Website
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