我が子は発達が遅く、遊びがなかなか広がらず、出来ることが限られていました。そのことに私は悩みつつ、我が子がたった一つだけできるようになった遊び、ルールが決まってやることが決まっている「ボードゲームで遊ぶこと」、これができたことをとてもうれしく思いました。そして、ボードゲームでもっと我が子と遊んでみたい、出来るものなら我が子がこれを通して何か楽しさや幸せといったものを感じることができるならそうさせてあげたい、と思っていました。

 

ボードゲームは私自身も子どものころに遊んだ経験はあり、楽しいし何となく良さがあるようには感じていました。しかし、現代において時代錯誤ではないのか、進んだ今の時代ならもっと他に発達に働きかけるようなものがひょっとしたらあるのではないのか、などと考えもしました。一方で、そう思いながらも、私はただ情報の渦を渡り歩いているのではないか、という考えが頭をよぎり考えが定まらない、不安な気持ちも持っていました。

 

そんな時に出会ったのが、日本知育玩具協会の知育玩具インストラクター・マイスター養成講座です。学歴や年齢に関係なく誰でも最初から学べ、しかも教材にはドイツゲームもあるらしい、我が子に合った子育てのヒントになることがあるのではないか、と思い受講しました。

 

講座を受けて、ドイツゲームだけではなく、良質の積み木やブロックなど様々な玩具を目の当たりにし、本当に良い玩具というのは面白さ・楽しさがとても深く、大人も楽しめるほどの力を持っているということを知りました。また、それらを発達に応じて正しく与え、親子や友達とともに遊んでいくことで、良質なコミュニケーションや社会性をも子どもが自ら獲得していけることも知りました。

 

教材のドイツゲームや積み木・人形など様々な良質な玩具をメソッドに沿って与えたところ、我が子がその玩具でとても楽しそうに夢中になって遊びました。そして、何度も何度もともに遊ぶうちに、教材の中のドイツゲームを自ら出して、「お母さん、これやろうよ」と誘ってくるようになったり、「今度お父さんが休みの日に三人で遊ぼうね」と先の予定を自ら口にして楽しみに待つようになったりするなど、我が子なりに、自発的なコミュニケーションや自発的行動が増えていく様子が見られるようになりました。

 

今の私は、この講座で学んだことで、良質な玩具の力を知り、我が子と玩具の関わり方がわかり、成長や発達に応じた玩具で子育てを楽しめるようになりました。そればかりか、知育玩具マイスター講座を受講した事で、他の方にその知識を伝えアドバイスすることができるようにもなれ、沢山の方々の支援を受けながら、いまなお、成長させていただいています。

 

via Tomoko Funakoshi Website
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