長年放置していたブルゾン。襟や袖が革でなかなか重い。夫も着ることもないのに、捨てることはもちろん、二束三文で手放すこともいい顔をしなかった。息子も要らないと言うし、かなりほっていたが、やっと行き先が。


血縁としては遠いが、実家が1番お世話になっているおばさんの孫。女の子だが、古着が好きで、夫より年上の自分の父親の服を着てると聞いたので、夫の服の写真を送ってみると、要るとの事。

もちろん、その前に夫にも、聞いてみることの許可を得た。甥姪より会う頻度は多い。


実家に持ち込んだその日のうちに着画を送ってくれた。


夫は私が婚約の時にあげたハンティングワールドのショルダーを使わず、タンスの中でクチクチにしてしまって捨てる羽目になってしまったことがある。使わないなら売ってしまえ、と言う私の言うことを聞かなかったことを覚えているのかどうかはわからないが、物には期限があることを理解してくれたかと思う。


喜んで使ってくれる人のもとで全うすることが一番大事。