またまた昨日の続きとなります。
大量のタヌキさんに別れを告げ、バスは無料ツァーの最大の目玉である、高級品を売っているお店へと向かいました。
その店は、商店の一軒もない地にありました。
バスを降りて中に入り、すぐに高級品磁気ネックレスの販売のための説明を聞かなくてはなりません。
バス2台分80名近くの人々が会場に集まり、トーク慣れした店員が素晴らしい話術で話が進みます。
途中、私は喉に何かが引っかかっているようで咳が止まりません。
静かに席を立ち、バスの中にある飴を取りに向かいます。
すると、入口のドアは鍵がかかっていて出ることができません。
挙句の果て、ドアの向こうの外扉まで鍵がかかっています。
もちろん近くに店員さんはいません。
仕方なくトイレに行き、口を何回かすすぎ喉を落ち着かせました。
この出来事に何とも言えない嫌な気持ちが沸き上がりました。
「入ったら閉じ込められて勝手には出られなくなる。」
仕方なくその後の説明を聞き、高級宝石会場へと進みます。
まあ、あるわ、あるわ。100万円前後の宝石類がズラリと並んでいます。
全く買う気のない私たちは、一通りサラッと目を通し後は椅子に座って過ぎ行く時間を待ちます。
ここで、一人、二人の方が購入すれば、無料ツァーは成り立つのでしょう。
なんとなく、後味の悪さを感じます。
長い所要時間の80分でした。
この旅もいよいよ明日で終わりとなります。
今日も、「ついてる。ついてる。」「すべては、うまくいっている。」です。