もうすぐ、今年もお盆を迎えることになります。
そんな時に、ふっと思い出すのがこの言葉です。
20年頃前に始めて出あった時、何故か心にストーンと入りました。
その後も、何かにつけてよみがえる言葉なのです。
「君看よ双眼の色 語らざれば憂い無きに似たり」
この言葉の意味は・・・
憂いが無いのではありません。悲しみが無いのでもありませ
ん。
語らないだけです。
語れないほど 深い憂いだからです。
語れないほど 重い悲しみだからです。
人にいくら説明したってまったく分かってもらえないから
語ることをやめて じっとこらえているのです。
文字にも言葉にも到底表せない
深い憂いーを
重い悲しみーを
心の底深く ずっしり決めて じっと黙っているから
眼が澄んでくるのです
澄んだ憂いのわかる人間になろう
重い悲しみの見える眼を持とう
ー相田みつお にんげんだものー
皆様も、人生の一度や二度到底口に出来ない辛さや悲しみを経験されたことがあると思います。
この言葉、心に染み渡りませんか・・・
今日も、「ありゃ楽しい」「ありゃ面白い」「ありゃ嬉しい」です。