「ピーン、ポーン」

 朝早くから、インターホンがなります。

 何事かと玄関を開ければ、友人が大きな木の枝を持って立ってみえます。

 よく見れば、サクランボ!

 「知人から頂いたから、おすそ分け。」

 破竹に、玉ねぎ、スナックエンドウとともにいただきました。

 大きな枝ごとのプレゼントに戸惑いながら、早速ちぎって食べてみました。

 市販のものより、すっぱい・・・天然の味です。

 

 サクランボといえば、高級品。年に一度ぐらいスーパーで買い求めるのがやっとです。

 サクランボ狩りなんて、一度も経験なし!

 サクランボが高いのはよくわかります。自宅のお庭の木では、粒も小さく甘みもほど遠い・・・

 やはり、かなりの手間ひまをかけないと市場には出せないのでしょう。

 

 頂いた方の心遣いに答えるべき、早速、サクランボはシロップ煮にしてゼリー寄せに、破竹は煮つけと春巻きへと変身です。

 夕方には、頂いたお礼に調理した品々をお届けします。

 喜んでいただけると嬉しいです。

 

 食材も確実に、春から夏へと移っていきます。

 

 

 今日も、「ありゃ楽しい」 「ありゃ面白い」 「ありゃ嬉しい」です。